解決済み
臨床心理士と看護師の資格について 現在高校生の子どもがカウンセリングのできる看護師になりたいと思っています。夏休みの宿題で調べているのですがこの認識であっているか教えてください。できるならば両方の資格を取って欲しいと考えています。 調べたなかで臨床心理士資格は学士をもっていたら大学院で2年臨床心理を学び、実習することで受験資格を得られるというのがありました。これならば大学の看護科で4年学んで看護師資格をとり、大学院に進学して臨床心理士の受験資格を得ることができるのか知りたいです。 親としては看護師の仕事をしながら臨床心理士資格を取ることはかなりのエネルギーが必要だと思い就業する前に資格をえられるならば良いなと思っています。 無知で申し訳ないのですがご教授いただきたいです。
158閲覧
臨床心理士の資格試験は、指定大学院の修了だけが条件ですので、理屈としては、看護大学(四年制大学の看護学科)卒業→臨床心理士の指定大学院修了、で試験を受けることはできます。 しかし、現在は国家資格(公認心理師)ができたため、そちらの資格の方が重要です。臨床心理士の指定大学院が、公認心理師のカリキュラムも認可を受けた院が多いので、ほとんどの公認心理師対応カリキュラムがある大学院では臨床心理士のカリキュラムも取れます。で、公認心理師は学部の段階で対応カリキュラムを取らなければいけないので(しかも実習に行ける人数に制限があるので、選抜試験がある大学も)、心理学に関して猛勉強した人が、大学院入試を受けます。生半可な知識では大学院に進学できません。 カウンセリングのできる看護師って、患者さんの気持ちを理解できて良さそうに見えますが、実際に働くと、医療とその周辺の業務にかかりきりで、カウンセリングに使う時間は無いです。 なりたい仕事に就くための方法を調べるのが、夏休みの課題なんでしょうか。だとしたら、(公認心理師や臨床心理士が)カウンセリングもしている病院などで看護師さんに仕事のことをインタビューし、カウンセリングもできる看護師って現実的?できると思う?時間ある?って聞いてみるのもいいかと思います。
すでに回答がありますが、看護師と臨床心理士の仕事を兼務することはできません。どちらかの資格が無駄になります。 理屈としては、看護学部から、臨床心理士指定大学院に行くことはできますが、受かることはなかなかないかと思います。
臨床心理士の資格を取得するには、専門の大学院で2年間勉強して受験資格を得た後、臨床心理士試験に合格する必要がありますが、指定大学院への入学は、大学で心理学を専攻した者や、社会人としての心理関係の実務経験を積んだ者しか認められないケースが多いです。 看護師になるための専攻分野と、臨床心理士・公認心理師を目指すための専攻分野は全く異なるため、両資格のW取得を目指す場合、基本的には看護師の資格を取得した後、心理学を専攻する大学の学部から学び直さなければならず、しかも両方ともコスパの悪い資格なので、とても現実的な選択肢とは言えません。 また、医療現場の実務においても、看護師と精神的な悩みのある患者の相談に乗るカウンセラーは全く別の仕事とされており、また看護師の業務はかなり多忙であるため、両者を同一人物が兼任するのも非現実的です。 医師免許取得者で、臨床心理2年以上の実務経験を有する者であれば、指定大学院を修了しなくても臨床心理士試験を受験出来る特例があり、医師(精神科や心療内科の専門医)が臨床心理士とのW資格取得を目指すなら、現実的に可能であり意味もありますが、看護師は医師の指揮監督下で患者の看護をする仕事に過ぎないため、看護師が大変な苦労をして臨床心理士とのW資格を取ったとしても、何の意味もありません。
< 質問に関する求人 >
臨床心理士(東京都)この条件の求人をもっと見る
求人の検索結果を見る
< いつもと違うしごとも見てみませんか? >
覆面調査に関する求人(東京都)この条件の求人をもっと見る