解決済み
防衛省の総合職採用の場合自衛官として訓練したり(射撃や体術)するのは不可能なのでしょうか?不可能な場合は自衛隊幹部候補生になるしかないのでしょうか?採用が難しいのは総合職なのはわかるのですが、どちらが偉くなることができるのでしょうか?
一般幹部候補生になると、士や曹ほど戦術、戦技訓練をまなべないのでしょうか?
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総合職採用の隊員は、事務官または技官の隊員となり、専ら事務職域の配置となります。 昇任は早く、自衛官である隊員の採用枠である幹部候補生とほぼ同じスピードで昇任します。 幹部候補生は、射撃や格闘なども行いますし、配置としては事務職域(人事、会計、総務など)から戦闘職域までカバーします。司令部勤務や本省勤務もあります。 難易度は幹部候補生のほうが易しいです。理由は、採用時一発勝負の総合職と異なり、幹部候補生はお勉強だけではなく、働き始めてからの決断力や統率力や業務処理能力なども加味して、30代でもう1〜2度ふるいにかけられて、選ばれた人が総合職相当の出世をするように制度設計されているので、幹部候補生の時点ではまだ緩めのセレクトになっているためです。 その意味では、最後のふるいまで到達した幹部候補生と、総合職は難易度の優劣はつけがたいと思います。 企業で言う取締役員に相当する最高重役ポストのことを官庁では指定職といいますが、防衛省では事務官や技官より自衛官のほうがその数がやや多かったように思います。 その最高位は統合幕僚長と事務次官ですが、これが同等の地位でツートップ体制となっています。 そうすると、総合職で入るのと幹部候補生で入るのは、将来性は同じといえます。 どちらも、本省の最高幹部クラスまでの出世が可能です。加えて、射撃や戦闘訓練など行いたいなら幹部候補生からの入省がよいのかな、と思います。 もっと戦闘一筋で、とご希望なら一般曹候補生からの入省(入隊)が良いかと思います。昇任では幹部候補生枠採用者に敵わない場合も多いですが、戦闘職域のみではなく、やはり司令部や総監部、本省など事務職域での活躍の場もあります。
国家公務員総合職と自衛官は全く別の職業です。例えるなら、県庁職員と警察官くらい違います。 国家公務員総合職(いわゆる官僚)で防衛省に採用された場合、官職としては防衛事務官になります。自衛官ではありませんので、法律上、銃を使用したり訓練をしたりすることはできません。 「偉くなる」というのが役職的に上位になるという意味だったら、総合職も幹部候補生も同じです。 そもそも職業が違うので単純比較はできませんが、総合職のトップは防衛事務次官であり、防衛省の官僚トップという立場になります。 一方で、幹部候補生として自衛隊に入隊した場合の最上位の役職は、統合幕僚長です。これは陸海空全ての自衛官の頂点という立場になります。 防衛事務次官と統合幕僚長については序列はありません。どちらが偉い、どちらが格下、という主従関係を示すものではありません。 ただし、防衛省・自衛隊のトップは防衛大臣であり、さらにその上に最高指揮官たる内閣総理大臣が位置します。内閣総理大臣・防衛大臣のもと、行政的な仕事は防衛省(内部部局といいます)、軍事的な仕事は自衛隊がそれぞれ担当しています。 給与に関しては、官僚の最高位である防衛事務次官も自衛官の最高位である統合幕僚長も、同じ指定職8号俸を支給されます。ただし、自衛官の給料は官僚とは別の根拠規定に基づいて支給されるため、完全に同額ではありません。自衛官の職務や危険度合いを換算し、事務次官よりも統合幕僚長のほうが高額になっています。
公務員としては上級職としての内局採用なら、公務員的には上になりますが、現場に行くことは無く、主として防衛省内局での勤務になります。 主に施策的な内容や国会対策が仕事になります。
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