フォークリフトの免許を取得しようか考えています。 しらべてみたら、フォークリフトで1トン未満と1トン以上で分かれて講習が…

Question

フォークリフトの免許を取得しようか考えています。
しらべてみたら、フォークリフトで1トン未満と1トン以上で分かれて講習があったのですが、どのような違いがあるのでしょうか。経験者の方ご教示のほどお願い致します。

Answer 1

１ｔ未満は「特別教育」と称する講習です。
１ｔ以上について「技能講習」と称する厚生労働省管轄の国家資格です。

特別教育は、企業などの経営者や建築現場での複数企業体責任者の責任に於いて義務付けられ、行わなければならない安全講習です。
その為、特別教育の講習は、企業内で行うことが多くあり、その講習での教育者（先生）はその事に長年従事している方や、専門の方で可能です。
専門の講習機関での講習も可能です。
特別教育を行った企業や責任者にはその事実を３年間記録に残す義務がありますが、実地した事実を申告する公的機関や申告を受け入れる機関はありません。
特別教育修了証（カード等）の発行義務もありません。
その為従業員は時としてカードなどの終了証明書を必要とする場合があります。
大手などは自社で発行していますが、特別教育を行うべき体制や、修了証（カード等）発行できない場合もあり、講習機関に頼っている企業もあります。
既定の講習時間はありますが、試験などはありません。

技能講習は厚生労働省管轄の国家資格です。
講習は専門機関での技能講習が義務付けられています。
車両関係の技能講習の場合は、公安委員会発行の免許種類に於いて、講習時間が異なります。
フォークリフトの場合、普通車以上の免許や特別教育も受けたいない場合と、
大型特殊所持では講習時間や費用も大きく異なります。
（詳しくは技能講習で調べて下さい。）
技能講習は厚生労働省、安全労働情報センター内の技能講習登録者事務局、技能講習終了者データベースに登録されます。
技能講習登録者事務局の技能講習終了者データベースに登録されることで各種の手続きができるシステムの為、修了証明書の発行も可能です。
通常は技能講習機関で試験終了後直ぐに、修了書（カード等）を発行してくれます。
公安委員会の車の免許と違って更新はありませんが管理されています
技能講習終了資格を所得すると特別教育の先生も出来ます。
学科・実地共に試験はありますが、横柄な態度を取らず遅刻なども無く規定時間熟せば合格します。（寝ないように）
私は多くの技能講習終了資格を所持していますが、同時に受けた方で落ちた方はいません。
但し、実地再試験の方が居ましたが、その場で直ぐに合格でした。

Answer 2

一般的に「1トン以上」と「1トン未満」といわれてますが、1トン以上は制限が無いという意味の技能講習です。
1トン以上も1トン未満も作業できます。
労働局長が許可した講習機関でないと講習できません！
普通免許所持で学科教習7時間＋学科試験・技能講習24時間＋技能試験です。

1トン未満は特別教育です。
労働安全衛生法の規定に添えばどの会社でも実行可能です！
法律上は学科教習6時間・技能講習6時間ですが教習所の場合は簡易な学科試験があります。

Answer 3

1トン未満（フォークリフト特別教育）は、フォークリフトの持てる荷の重さ1トン未満のフォークリフトしか運転出来ません。
1トン以上（フォークリフト技能講習）は、フォークリフトの持てる荷の重さに制限が無いので、小さく機種から大型の機種まで運転出来ます。
取得するなら、1トン以上（フォークリフト技能講習）を受講された方が仕事の幅が広がりますよ。

Answer 4

フォークリフトの1t未満は、安全衛生特別教育規程第7条に基づく教育で事業者は、最大荷重1t未満のフォークリフトの運転（道路上を走行させる運転を除く）の業務に労働者を就かせるときは、 安全又は衛生のための特別な教育をしなければならないことが義務付けられています。
本来、事業所でできる教育をフォークリフトの指導団体が代わりに実施している教育です。
こちらは、公的資格にはなりません。

一方、フォークリフト1t以上は、労働安全衛生法に基づく運転技能講習を修了しなければならないことが義務づけられています。
こちらは、公的資格になります。