警察官は、キャリア。ノンキャリアに関係なく、役職よりも、警察官個人の『階級』が重要視されますよね。

Question

警察官は、キャリア。ノンキャリアに関係なく、役職よりも、警察官個人の『階級』が重要視されますよね。例をあげれば、警視庁の捜査一課長は、役職は『課長』ですが、警察官個人の階級としては､警視長の下の『警視正』｡国家公務員ですよね。で、やはり警察官は、役職よりも、警察官個人の階級が重要視されるんでしょうか ? 教えてください。警察という組織は複雑でなかなか外からは見えないですね。 よろしくお願いします。

Answer 1

いえ…役職の方が階級よりも重視されます｡

それと質問者さんは知らない様なのて教えるけど
警視庁刑事部捜査一課は警察官４００人の大所帯
トップである捜査一課長(警視正)は
大規模警察署長(警視正)より格上の地位役職です｡

大規模警察署に配属される警察官が約３００人
…という事からも
捜査一課の方が大規模警察署よりも大きな組織で
捜査一課長の方が部下の人数も多いです｡

社員４００人の会社の社長や工場長と同じくらい
の立場だと想像した方が分かりやすい気がします｡

ちなみに
警視庁刑事部捜査一課はノンキャリア刑事の牙城
キャリア官僚は入れない(前例がありません…)
キャリア刑事なんてファンタジー創作だけの設定
そもそもキャリア官僚は職業警察官ではなく役人
他省庁に異動したり他省庁から異動してくるので
警察庁一筋みたいなキャリア警察官僚もいるけど
基本的には中央省庁の垣根を超えて仕事している
文字通りの『国家公務員総合職』ですからね｡

ノンキャリア最高位は
警視庁のみ刑事部参事官(警視正)
他道府県警察は刑事部長(警視正)
基本的に警察の刑事部門はノンキャリア牙城です｡

役職の方が階級よりも重視される理由は
同じ階級同士でも格上〜格下
もしくは上司と部下の関係性が存在するからです｡

例えば

上司…警視庁副総監(警視監)
部下…警視庁刑事部長(警視監)

上司…刑事部参事官(警視正)
部下…刑事部捜査一課長(警視正)

上司…捜査一課理事官(警視)
部下…捜査一課管理官(警視)

…といった感じです｡

コレは警察官に限らず
自衛官や諸外国の職業軍人の間でも同様です｡

階級はあくまでその地位役職に就任できる資格
その地位役職の間にも上下関係や序列は存在する
例えば
基地司令官の大佐と基地司令官じゃない大佐では
基地司令官の大佐が上司
基地に勤務している他の大佐は部下になります｡

Answer 2

同じ階級でも、上のランクに役職が偉いのに決まってます
署長と副署長 同じ階級はあっても副署長が階級上はあり得ない

Answer 3

役職と階級両方が重要です。

Answer 4

そんなことはないと思います。階級よりも役職だと思います。それはその役職ごとに就ける階級が決まっているからです。