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◯◯師という資格、◯◯士という資格がありますよね? 「し」という漢字を「師」と「士」をそれぞれ使っていますが、使い…

◯◯師という資格、◯◯士という資格がありますよね? 「し」という漢字を「師」と「士」をそれぞれ使っていますが、使い分けに何か意味はあるのでしょうか?? ※◯◯師の例医師、看護師、保健師、薬剤師、柔道整復師、美容師など。 ※◯◯士の例 理学療法士、救急救命士、社会福祉士、税理士、通関士、社会保険労務士、など。

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回答(4件)

  • ..接尾的に用いる「士・師・司」は、いずれも一定の資格や職業に名付けられた名称ですが、いずれも字音で「シ」と読むために紛らわしいが、それぞれの漢字の持つ意味がその使い分けの基礎になっています。 「士」とはすなわち「国家・国民的な高い見地から判断して有用と思われる“資格”を持つ者」であり、 一方、「師」とは「“プロとして”、ある物事を“専門に”行なう者、また、その道の“技芸”にすぐれている者」を指します。 ちなみに「師」には、この他にも「教師」「猟師」「詐欺師」「ペテン師」などもあります。 ……『漢字の使い方ものしり辞典』(宇野義方監修・大和出版刊)より ..また、下記のように「士」と「師」を並べてみて気づくのは、「師」を使っている資格は旧厚生省関係のものが多く、「士」か「師」かの違いは、お役所の縄張りに左右されているのではないかとも思われます。 【ご参考】 ○「士」は、「事を処理する才能のある者」で、「才能をもって官に使える者」を指すのが本来の意味です。 ..そのことから、専門の技術・技芸を修めた者をいうようになり、称号や職業名に付け、あるいは人を尊んで用いるようになりました。 ....楽士、騎士、義士、紳士、戦士、闘士、武士、弁士、勇士、力士、烈士など ..一定の職業に就く資格の名称として「…士」という名称を設けたのも、このような用い方に由来するものです。 例:栄養士、海技士、行政書士、建築士、公認会計士、歯科技工士、司法書士、税理士、測量士、土地家屋調査士、不動産鑑定士、弁護士、弁理士など。 ..これらはいずれも国家試験等によって取得できる資格の名称です。 ○「師」は、「人々を集めた大集団」ですが、それが転じて「人の集団を導く者」あるいは「教え導く者」の意味になりました。 ..そのことから、一芸に達した者をいうようになり、称号や職業名に付け、あるいは人を尊んで用いるようになりました。 ....技師、教師、講師、大師、導師、仏師、法師、牧師、律師、漁師、講釈師、宣教師、道化師、人形師、能楽師、表具師などのほか、訓読語に付いて、「占師、鋳物師。軽業師、指物師」など、広く用いられています。 ..一定の職業に就く資格の名称として「…師」という名称を設けたのも、このような用い方に由来するものです。 例:医師、歯科医師、獣医師、家畜人工授精師、灸(きゅう)師、柔道整復師、調理師、鍼(はり)師、美容師、薬剤師、理容師など ..これらも国家試験等によって取得できる資格の名称です。 ○「司」は、本来は「役所」の意味であり、「その役に責任を持つ者」を指しています。 ..そのことから、その役目を受け持つ人をいうようになりました。 ....行司、宮司、郡司、国司、宰司、祭司、有司、斎院司、造酒司、鋳銭司、兵馬司など ..職業の名称として、「・・・司」という名称が用いられるのも、このような用い方に由来するものです。 例:児童福祉司、身体障碍者福祉司、精神薄弱者福祉司、保護司 これらは、いずれも特別の職務の名称という点が、上記「…士」「…師」の場合と異なっています。ただし、これらのうち「…福祉司」はいずれも地方公務員ですが、最後の「保護司」だけは、法務大臣から委嘱を受けた民間人です。 ………文化庁編集『言葉に関する問答集』第11集・問6より抜粋・要約 下記の教科書会社のサイトは、上記の文化庁編集の書籍を参照したものです。 教育出版ホーム > 中学校のサイト > 国語 > 参考資料 > 言葉のてびき > Q05 「・・・士」「・・・師」「・・・司」はどう使い分けるか? https://www.kyoiku-shuppan.co.jp/textbook/chuu/kokugo/guidanceq024-00.html

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    2人が参考になると回答しました

  • これ、ある国語の学者さんが考察してましたが、結論としては「法則性はなし」とのことでした。 分類するために、いろいろこじつけることは可能だけど、いずれも例外がある。例外が多すぎて、もう分類どころではなくなる。ということだそうです。

    3人が参考になると回答しました

  • 現在ではその職能団体の自称になっていますが、本来はおそらく師業が依頼者本人の困りごとに教授する形で寄り添う一方で、士業は本人以外の諸事情に対して専門的に向き合うという違いであるように思います。 自分が殿様だと考えた時、殿が師事して教えを請うのが師業で、殿の手足となって細分化された雑事を行うのが士業と考えるといいかもしれません。 看護師が数年前まで看護士だったように、士から師に呼称を替えたものがいくつかあります。それは社会的立場として尊重されるべきという業界の要請によるものでした。替えない業界はまだ需要があり、下に見せた方が職人的な性質が伝わりやすく依頼を受けやすいという謙った理由からでしょう。

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    3人が参考になると回答しました

  • 美容師も宅建士も持っている者です。 どちらも専門職ですね。 師は技術業、職人 士はサムライ業と呼ばれますが、公益性がある(世のため人のため) という違いではないでしょうか。

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    1人が参考になると回答しました

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