行政書士の民法(債権)に関する以下の文章なのですが、

Question

行政書士の民法(債権)に関する以下の文章なのですが、相続放棄は、責任財産を積極的に減少させる行為ではなく、消極的にその増加を妨げる行為にすぎず、また、相続放棄は、身分行為であるから、他人の意思によって強制されるべきではないので、詐害行為取消権行使の対象とならない。

【消極的にその増加を妨げる行為】の部分、言葉の意味が理解できません。
なぜ相続放棄が財産の増加を妨げることになるのでしょうか？
分かりやすく具体的に教えていただけないでしょうか。
宜しくお願い致します。m(__)m

Answer 1

相続すれば債務者の財産が増えたかもしれないのに・・、というような意味かと思いますが。

Answer 2

積極的に減少させる、、とはお金を返済するという意味じゃないでしょうか？

消極的に増加を防ぐ、、、とは借金を背負うことを拒否するという意味じゃないでしょうか？

Answer 3

例えば責任財産が100万あって、相続財産が50万ある場合、相続放棄をしたら責任財産は100万のままですよね？相続していれば150万になっていたのにそれを妨げたということです。