バイオマス発電所で電気主任技術者をしています。 電気主任技術者やBT主任技術者となると基本的に発電所の管理職となってきます。 電気設備の管理(トラブル対応や保全計画)以外にも発電オペレータのとりまとめ、運転計画と管理も行います。となると、発電オペレータとしての経験も求められます。 トラブル対応についてですが、電気的トラブルより機械的なトラブル(水管の穴開き、蒸気漏れ、燃料や灰処理関係の摩耗等・・・)が圧倒的に多いはずです。電気的トラブルの場合はインターロックで非常停止したり運転不能になりますが、機械トラブルの場合は騙し騙し運転が可能な場合がほとんどです。そのため、BT主任技術者や経営者と認識の差でかなり対立することがあると思います。 比較的楽かどうかは、使用するバイオマス燃料によると思います。 燃料も様々で最近火災事故の噂が多いペレット燃料、含水率が一定に管理されたチップ燃料、安価だが燃焼が不安定な枝や樹皮、パーム椰子殻(PKS)・・・・ その他ゴミ処理施設もバイオマス発電所になります。何が入ってくるか分からない関係でトラブルは多いと思いますが、地方公共団体や有名ボイラーメーカーのサポートがしっかりしているのでは・・・
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