防衛省の特別の機関に統合幕僚監部・陸上幕僚監部・海上幕僚監部・航空幕僚監部と書かれていますが、部隊および機関に陸上自衛隊…

Question

防衛省の特別の機関に統合幕僚監部・陸上幕僚監部・海上幕僚監部・航空幕僚監部と書かれていますが、部隊および機関に陸上自衛隊の部隊および機関と書かれています。統合幕僚監部・陸上幕僚監部以外の各部隊は統合陸上幕僚監部の下にあるのではないのでしょうか？

陸上海上航空幕僚監部に指揮権はなくても、統合幕僚監部は指揮権を持っていると見たのですが…

https://www.mod.go.jp/j/profile/mod_sdf/

Answer 1

幕僚監部はあくまで防衛大臣を補佐する組織で指揮権はないです。建前上あくまで防衛大臣の命令を受けて部隊に指示を出していただけ

ですから、これまで部隊を直接指揮するのは

陸上総隊（または各方面）、自衛艦隊、航空総隊が指揮を執っていました。

それじゃまずいダロっていうので

統合総隊（統合司令部）が新設されます。

Answer 2

幕僚監部は旧軍でいうところの陸・海軍省に相当し、予算や人事・防衛力整備計画の立案など自衛隊の役所の部分を司る機関（軍政機関）になります。
従って、実際の部隊の指揮権などは有していません。

旧軍の陸軍参謀本部や海軍軍令部のように作戦の立案や指導・指揮命令権を有する機関（軍令機関）は、先の回答にもあるように陸海空３自衛隊の統合運用を円滑に行うために設置された統合幕僚監部に移管されています。

Answer 3

本来の幕僚監部の仕事は大臣の補佐だからね、そして統合幕僚監部に指揮権があるんじゃなく、統合任務部隊は統合幕僚長に指揮権があった(幕僚と指揮官を兼ねるのもおかしな話だと言うことで今後は統合司令官が新設されるけど)
もっと小さな単位で言えば判りやすいと思うけど、連隊長は指揮権を持ってるけど連隊本部が指揮権を持ってる訳じゃないって事
だから連隊の組織図でも、連隊長の下に各中隊が書いてある