ISO14001-2015における、「環境目標の確立」及びそのための「著しい環境側面の 決定」に関しての質問です。

Question

ISO14001-2015における、「環境目標の確立」及びそのための「著しい環境側面の
決定」に関しての質問です。従業員３００名弱の電機メーカにて、マネジメントシステムの取り纏めを担当しております。
ISO14001の認証自体は既に１０年以上前に取得しており、事業所（サイト）は
５か所です。

活動の組織単位は部又は課単位としておりますが、システム運用がかなり形骸化しており、特に間接部門（生産管理や品質保証、管理部門等）では、定常時・非定常時における「著しい環境側面」を半ば無理やり抽出し、「紙の節約」や「電気（エアコン）の使用抑制」といった目標にて形ばかりの活動を行っており、モチベーションもすっかり低下しているのが実情です。

当社に限らず、同様の悩みは他の企業様でも散見し得ることかな、と思うのですが、
何か解決・打開した事例や方法をご教示頂ければ幸いです。

例えば。。。。。
①環境側面を見直す。
②活動の単位を見直す。
⇒部・課単位をやめて製品群別単位（大手企業でいう「事業部」の様な形。）
③認証の範囲を限定する。

①が望ましいとは思いますが、業務内容や位置付けに変化が乏しく、
具体的な見直し案が思いつかないのも事実です。

ちなみに、ISO9001 も認証を取得しており、こちらの活動単位も14001 と全く
同一です。よって、各部、課の活動目標は、「品質・環境目標」という形にして
おり、同一様式にて文書化しています。

当社としてはISO14001 の認証自体は継続し、少しでも環境に寄与する活動を
続けたい、という意向がある中、個々の組織や従業員レベルに対し少しでも有効な
動機付け、あるいはそのきっかけを提供をしてやりたく、ご相談させて頂いた次第
です。

Answer 1

当社も製造業で、従業員数はほぼ同規模(サイト数は7)です。9001と14001の認証を取得して20年以上になります。(私は管理責任者です)
当社では実務主体の考えなので、「環境側面」という用語は使っていませんし、「環境側面の抽出・評価」も「環境目標」もないです。あるのは、事業継続及び労働安全衛生の視点からのリスク管理の仕組みと事業目標だけです。
というのも、当社の製品自体が省エネに寄与するものなので、たくさん製造して販売することイコール社会(海外を含む)貢献だからです。
よって、ピックアップされている重大なリスク事象のうち、環境に関係するものが「著しい環境側面」になります。(審査員にもそう説明しています。)
一般従業員は職制に沿って自分の業務をこなせばいいだけですし、上司はそれに必要な管理と教育指導をしています。なので、上司を含め従業員は誰もISO用語を知りませんし、ISOのルール、ISOの文書・記録、ISOのイベント(ISO内部監査やマネジメントレビュー)というものもないです。(昔はたくさんあったのですが、無意味で役に立たないので全廃しました。)
話を纏めると、当社にはいわゆる「ISOマネジメントシステム」というものがないので、形骸化しようがないですし、実務との乖離で悩むこともないです。参考になれば幸いです。

Answer 2

状況のお困り事、理解しました。わたしのアドバイスは以下となります:

1. 環境教育: 従業員一人ひとりが環境問題に対する関心を持つことが最初の一歩となります。定期的な研修やワークショップを行い、自身の行動がどのように環境に影響を与えるか理解させることが大切です。

2. チーム対抗や部署対抗の環境達成目標: 競争を導入することで、モチベーションを上げることがあります。

3. 組織カルチャーの改革: 環境目標の達成を、組織全体の価値として位置づけ、その達成を組織の成功と直結させます。

4. 伝える力: 組織が環境に対してどのような貢献をしているのかを、定期的に全メンバーに対して伝え、環境に対する個々の行動が全体にどのように影響しているのかを理解させる。

これらを取り入れる事で、組織全体が環境問題に対して真剣に取り組み、具体的に行動するための動機づけとなるでしょう。どうぞ実施してみて下さいね。頑張って下さい。
※この回答はOpenAIのGPT-4で作成されており、最新の情報や完全な正確性を保証するものではありません。

※この回答は生成AIで作成したものであり、最新の情報や完全な正確性等を保証するものではありません。