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itパスポートの試験を受けました。 教科書を買ったり過去問を解いたり色々した結果過去問を出してるサイトの模擬試験ではMA…

itパスポートの試験を受けました。 教科書を買ったり過去問を解いたり色々した結果過去問を出してるサイトの模擬試験ではMAX90%まで摂ることが出来るまで勉強していました。ですが、本番では過去問とは全く違った形式の問題ばかりで抑えていないところや解くことが難しい内容が多く、585点で結果としては不合格になってしまいました。 テスト終了後、教科書を読み返したり過去問を解き直したりしてみましたがやっぱり本番とは違ったような感じでした。 単に運が悪かっただけなのでしょうか?それとも勉強不足なのでしょうか。 これから勉強しなおしで1ヶ月後に受けようと思っていますが、過去問解いたりするだけではダメでしょうか。 合格済みの方がおられましたら意見を頂きたいです。 教科書は最新(今年)の物を使用、過去問は何度も模擬試験をやったので過去5年分は95%位は解けてます(複数回解いてる物もあります。)

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知恵袋ユーザーさん

回答(1件)

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    結論から言うならば、問題の意味を正しく理解できていない可能性が高いです。 ITパスポートは歴史が浅く、基本的に過去問と全く同じ問題は殆ど出てきません。 ハッキリ言わせてもらうなら、過去問での得点はあまり参考にしない方が良いということです。 高得点であるならばその方が良いですし、合格の指針としては信用できます。 しかし過去問で高得点=試験でも高得点という通常の試験では当たり前のルールは通用しづらい試験です。 これには幾つか説がありますが、歴史の浅いITパスポートは問題傾向を頻繁に変えて試験の難易度の調整を行っている節があり、例年のように範囲が大きく変わります。これにより過去問の丸暗記や過去問での点数は過信できない要因となっています。 似たような試験でも基本情報とか応用情報なら例年と全く同じ問題が出てくる事はザラにありますが、ITパスポートは一発試験なのでそういうの増やしてしまうと誰でも受かるようになってしまいますからね。 ITパスポートの通年のシラバスを見てもその変化の量は激しく、特に近年は毎年のようにメジャーアップデートを行なって出題範囲を変えています。 これに対応するには通常の勉強から、より踏み込んだ勉強をする必要があります。 「問題を解く勉強」ではなく、「問題を理解して解く勉強」です。 上述したようにITパスポートには過去と全く同じ問題は殆ど出ません。範囲も毎年変わります。 しかし問われている内容や問題の本質を読み解くと、過去問でやってきた事と変わらない事がすぐに分かります。 なぜならITパスポートにおいて毎年変動する「新しい問題」というのはたったの8問しかなく、それらは採点基準にはないからです。 あくまで新しい試みとして違う範囲の問題を入れて得点率を見て、来年以降に適用するか測っているわけです。 要するに過去問とは違う、というのは受験生の思い込みで、実際には過去問と全く同じ範囲からしか得点として計上される問題は出ていません。 つまり過去問では合格点を取れるのに不合格になる受験生は「問題を理解する能力」という点で不足している事が伺えます。 実際、私の職場でもITパスポートは新卒生には必ず取らせていますが、問題内容を少し変えただけで対応出来なくなる方は少なからずいます。 不合格になる人の共通点としては「単純に勉強不足」「問題を理解していない」「山を外した」というのがあります。 勉強不足の場合はもう勉強するしかありません。1000点満点の試験で600点しか取れなかったのなら、少しその傾向があるように見えます。 過去問を解くのもそうですが、まず基礎的な知識をマスターした方が良いでしょう。 問題を理解していない場合、もっと踏み込んで勉強しなくてはなりません。 問題の中身が変わっても対応できる力、問題の問われ方が変わっても対応できる力。 独学で身につけるのは難しいですが、普段から問題の内容をちゃんと読んで、理論的に解答する事である程度は自分で身につける事ができます。 最後に山を外した場合。 身も蓋もないですが、結局は試験なんて山です。100%問題範囲を理解してる人なんて少数派ですし、拾う範囲と捨てる範囲をある程度は誰しも持っています。 この場合は運も関係してきます。 ただし600点未満というのなら、失礼ですが運以外の問題も大きいと思います。 ITパスポートはIT関係者からは登竜門以下の扱いで、難しい試験とは見做されません。受かって当たり前。どれだけ少ない勉強量で受かったかを誇る人もいます。 しかし独学で未経験者が勉強するのは難易度が高く、決して容易な試験ではありません。 私の会社では試験に落ちた方には必ずシラバスを読んでもらいます。 試験範囲をちゃんと理解させて、その上でそれぞれの課題に取り組ませています。 一つ言えるのは、結局この試験は「問題を理解しているか」を問う試験なので、用語の意味や問題の解き方を再確認して、別の形式で出された場合でも問題なく答えられるようにしなくてはなりません。 受かるだけならば回数を受ければいつかは受かると思います。 585点ならあと少し運が良ければ最低点には到達します。資格が欲しいだけならそれで良いと思います。 ただ、安定して合格点を目指したい、高得点を目指したい、知識として獲得したいというのなら585点は低すぎるので、基礎から振り返って「自分はちゃんとこの問題の意味を理解しているのか」考え直す必要があります。

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