商工会の職員です。 商工会議所の方は詳しく知らないのですが、 聞きかじった知識でご回答します。 また、この後何度も書きますが、各地域によって全然違いますから、 私が今いる地域とは別の地域では、全く違うこともあるかもしれません。 それを前提にご参考にしてください。 1商工会連合会と商工会議所の財源って、どこから捻出されているのでしょうか?税金ですか?商工会連合会は県からの補助金と記載がありましたが、これは平たく言えば税金ですか? ⇒はい、平たく言わずとも税金です。 商工会や商工会連合会の方が税金投入の割合は大きく、 県からの補助の他、商工会が立地する各市町村からの補助もあります。 商工会議所は会費や自主財源の割合が大きいですが、 都道府県や市町村からの補助も少なくはないです。 この辺りは地域によって大きく異なりますので、 「商工会議所 予算」「商工会 収入」などで検索いただくと 色々な地域の商工会・商工会議所の総会、総代会の資料など、 円グラフで示されたものが確認できるのでご覧ください。 2また、商工会連合会は、準公務員と評されますが、商工会議所は如何でしょうか? ⇒商工会・商工会議所いずれも、職員は団体職員と呼ばれます。 民間の企業が法律に基づいて組織した公的な組織の職員なので 公務員ではありません。農協や独立行政法人、●●組合などと同じです。 3また、どちらが入社難易度は高いですか? ⇒都市部の商工会議所は数百人規模、 地方の商工会議所は20名いない位と規模の差が大きいです。 また、商工会連合会は各都道府県で一括採用して、 名簿登載上位者から欠員が出た商工会に補充される感じです。 職員数の規模からのイメージになりますが、 都市部の大商工会議所≧商工会連合会≧地方の中小商工会議所 試験等の方法・内容は各地域でバラバラなので、一概には言えません。 4どちらが、退職金は高いですか? ⇒一般的に商工会・商工会議所は「給料安い」と言われます。 収入が補助金に基づいているので、 首長が変わって自治体の予算がバッサリ切られることも あるわけですから、お察しください。 5両者ともに営利的なノルマはありますか? ⇒この辺りも各商工会・商工会議所で対応が全く異なります。 計画策定支援数や共済獲得件数などのノルマがある地域もあります。
1 一般には商工会議所の財源は会員企業の会費、商工会連合会は会員である各商工会が納める会費です。 県や市の補助金があることが一般的なのか、どのくらいの割合なのかは存じません。 県からの補助金の財源は県の歳入ですが、県税以外に国の交付金やその他の収入もいろいろあります。 「カネに色はついていない」ので、商工会議所や商工会連合会への補助金には県税収入が充てられている、という概念はありません。 2 「準公務員」というのは定義がない言葉なので、これらの職員を準公務員と言ってはいけない、ということはありませんが、普通は「団体職員」でしょう。 3・4 商工会議所は主に市にあって、商工会は商工会議所のない小さな市町村にあります。商工会連合会は県単位のその連合会です。 (各農協と県連との関係と同じ) 詳しくは↓参照 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%95%86%E5%B7%A5%E4%BC%9A なので、例外はあるかもしれませんが、一般的には商工会議所は都会にあって会員も大きな企業、商工会は田舎にあって会員は小さな企業なので、 給料や退職金は商工会議所が上、それに伴って採用される難易度も商工会議所の方が上です。 5 これまた例外はあるのかもしれませんが、いっぱんには営利事業をやっていないので、そのノルマといったものはありません。 (大きな市役所と小さな町村役場の関係と同じ)
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