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セラピストと言ってもいろいろありますがマッサージ屋ということで話を進めます。 私もセラピストをしています。無資格です。 男です。 何か持っておいた方がいい資格は別にありません。 そりゃ、国家資格を持っていた方がいいだろうけど時間がかかり過ぎるでしょ。だから一番いいのは上手い先輩と仲良くなるというか、気に入られて暇な時に教えてもらうか、上手い人でなくていいから練習相手になってくれる人をキープしておくことが理想です。（これが結構難しい） 19時〜23時は非常にいい時間です。 こういう店のセラピストは日中から働いて、あまり夜遅くまで働きたくないんですよ。 特に閉店まで居たくないんですよね。 閉店前にあがれば時間が来れば「お疲れ様でしたー」ってそのまま帰っていいんだけど、閉店までいると、店の閉め作業というものをしなくてはなりません。まあ、慣れれば20分もかからないんですけでど、それをみんな嫌がるんですよね。 そして、この仕事は日中メインで夜は客が少ないです。 少ないというか夕方から時間がたつにつれて先細りしていく感じです。 それを他の奴と奪い合って、それで他の奴は閉店1時間2時間前くらいに「お疲れ様でしたー」って上がっていくんですよ。 それに営業時間の途中に出勤して閉店前に帰る奴のことを中番っていうのですが、中番ならシフトドタキャンや変更もしやすいオンですよね。ラストまでいる人が欠勤になると誰が店を閉めるんだって話になりますから。 そして、一番大変なのが洗濯です。タオルやお客さんの着替え用のジャージを店の洗濯機で洗って乾かして畳んで元の場所にしまうのですが、日中から少しづつやってくれればいいのに、誰もやらない店とかあります。そのしわ寄せが全部ラストの人に行きます。それだけではありません。支払業務とかいい加減にやるヤツなんかも多数いて、例えばペイペイ支払いを現金払い扱いで流しちゃう奴とか何度注意しても直さない奴がいて、それでラストの計算で金額が合わなくて大変な事とかあります。 だから夜に時間帯はどこも手薄です。少ない客を奪い合うと言いましたが、上手く行けばスタッフ側が少なすぎて客を独占できる可能性もあります。 そして23時閉店の店が多いので仕事は探しやすいと思いますよ。 セラピストのメリットは、やりがいはありますよね。 技術が日に日に上達していってお客さんに喜ばれるとか自己承認欲求がハンパないです。そしてそれが指名数につながっていくのです。 デメリットは、人間関係が最悪と言うか、人間が最悪な場合が多いです。 どの店もお局様的な奴がいて、店のルールもぜんぶそいつの独壇場になっていることが多いです。 粗悪な刑務所の牢屋の中と言うか、牢名主みたいな奴が牢屋の中を支配してそこに太鼓持ちみたいな奴もいたりします。 それで順番を破って弱い人の仕事を奪ったり、洗濯とかやらないで指示ばかりしたり、いじめたりとかはどこの店でもあります。 そういう悪い部分を指摘すると殺人や誘拐よりも重い罪になり、変人扱いされ店長やオーナーから厳重注意を受けることになります。だからどんなにひどいことを見ても「私この仕事大好き！みんなのことが大好き！この店サイコ―！」と常に笑ってなければなりません。 それで常識がある人や、ちゃんとした人、いい人はみんな早期に辞めていき、クソみたいな奴ばかり残り、濃縮還元された悪の世界です。 店長なんかもそういうのを忌々しく思っていますが、店舗管理者としてはド素人というか、人の上に立ったことが無い人ばかりだから、そういう状況に媚を売っちゃって何もしないんですよね。 そういう世界が合う人、太鼓持ちが好きな人には合っているでしょうね。
なるほど：3
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