解決済み
日本語学校の先生(男性60代、定年後の再就職、経験3年目)についてご相談です。この先生は、教える相手(外国人留学生)に授業態度や生活態度に問題があると、教室で大きい声で叱りとばします。人前で個人を叱るのは、特にプライドを重んじる成人の外国人に対してはタブーだと認識しています。ただ、この先生は、感情にまかせてではなく、学習者のことを考えての言動です。でも、現代の教育で大声で叱りとばすのは、適切ではないと思います。どのように伝えたら納得してもらえるでしょうか。
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これはとくに成人教育に関してになりますが、問題のある行為・行動に対し、改善を促したりアドバイスとして指摘を行うのは良いことです。しかし、それをどう受け止めるかは本人次第です。教師には生徒の行動に対し指摘を行う責任はありますが、生徒が行動を変化させるかどうかは生徒次第であり、それによって起こる結果はすべて生徒の責任です。怒ったり大声を出すということは、生徒自身が決めて判断しなればならないことに対して「俺の言うことを聞け」とか「なぜ俺の言うことが聞けないんだ」と、自分の感情をあらわにして、相手に自分の考えを押し付ける「嫌がらせ」行為であると周囲に思われることがあっても仕方ないと言わざるを得ません。最終的には教師自身が「パワハラ教師」という不名誉な烙印を押されてしまうリスクがあります。 とくに成人に対して、その人が自分の人生に責任を持つ一人の人間である、と考えたとき、指摘をするにあたって感情を出す必要は全くないのです。想いを込めているのだ、などという言い訳は通用しません。怒鳴ったり怒りをあらわにしたりすることは、人の尊厳を傷つける、無意味で恥ずべき行為です。極めて少ない「緊急の場合」として社会的に受け入れらているシチュエーションを除き、教室で従業中に怒鳴り散らすなどといった恥ずかしいことは即刻やめるべきです。
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