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日本語教師について、日本語教師の講座を受けた方、もしくは日本語教育能力検定試験を受けた方に質問です。

日本語教師について、日本語教師の講座を受けた方、もしくは日本語教育能力検定試験を受けた方に質問です。海外在住予定者です。 すでに現地で日本語を教えてほしいと言われているので、 日本語教師の勉強をしておきたいと考えました。 それでちょっと調べたのですが、大学で専門に勉強した方でなければ 日本語教師の講座を420時間受けて試験に合格するのが一般的みたいですが、 お金の節約や、きっと講座を受けても実習が足りないと思うだろうと重い、 日本語教育能力検定試験を勉強して(受かって) 実習が足りないので見学やボランティアなどさせてもらって勉強したいと思ったのですが 甘いでしょうか? 日本語教師の講座420時間を受けた方、講座を受けることを勧めますか? 日本語教育能力検定試験に受かって実習が受けれるならそれで十分と思いますか? どこがどのように違うと思いますか? また、もしよければ関西のお勧めの講座、 自主勉強グループやボランティアグループなどもありましたら教えてください。 よろしくお願いします。

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知恵袋ユーザーさん

回答(1件)

  • ベストアンサー

    こんにちは。 当方、大阪在住、30代女性です。 日本語教師に転職を希望しているものです。 個人レッスンは数人しましたが、実務経験はありません。 数年前、420時間講座を修了し、その間に日本語教育能力検定試験に 合格しました。まず、簡単に自分の経験をお伝えしますね。 フルタイムで働いていましたので、420時間講座は、夜間・土日祝も開講 している学校を選び、検定試験の勉強のため3ヶ月ほど休講し、1年半で 修了しました。検定試験は、講座をベースに、別途検定対策コースをとり、 3ヶ月ほど自宅でも1日3~4時間勉強し、試験直前は2週間会社を休み、 1日中勉強漬けで、運良く合格に至りました。 <講座選び> 大阪のあらゆる講座の資料を取り寄せ、訪問し、検討しました。 受講料もカリキュラムも、どこも似通ってます。(60~70万ぐらい?) 毎日詰めて通えば、数ヶ月~半年で修了も可能です。 そして、夜間、土日祝に通える大阪・梅田のKEC日本語学院を選びました。 他校に比べ、演習(模擬授業)が充実している印象を受けましたし、通って みて、講師陣もキャリアのあるプロの方ばかりで、満足しています。 (検定合格は、こちらの検定対策の講師の恩恵が大きいです) 講座は、通学の利便性と生活スタイルに合わせて選択すればよいかと存じます。 (私の友人は、平日しか開講していない講座を選び、挫折してしまいました) <講座と検定の違いについて> 一言で言いますと、講座=授業に直結、実践的。検定=専門知識、学問的。 420時間講座は、「理論(テキストでの机上の勉学)」と「演習(模擬授業、実習)」 の半々になります。 「理論」は、言語学、教授法、音声、表記など、多様な学問をサラッと学びます。 「演習」は、誰もが求める「教壇での教授法」を、自身が教師役になり、実際に バーチャル体験しながら学びます。また、他の学生の教授法を批評し合います。 検定試験は、上記の「理論」で学ぶ知識をベースに、非常に幅広く出題され、 正直言いまして、独学では勉強すら継続することは困難では、と思います。 なぜなら、「理論」は基礎の基礎であって、検定問題は、「応用の応用」と いっても過言ではないくらい、応用力を要求されます。 加えて、1つの問題に複数の分野がからむことも多く、全般の基礎を押さえて いなければ、問題集を進めていくのは困難だと思われますし、過去問題集や 予想問題集をこなしても油断できません。 合格率は20%前後です。 私の同窓生も、検定対策コースをとった30名ほどの中で、合格者は3名だった そうです。 独学で短期間で検定試験に臨むのはかなり厳しいかと存じます。 (一般論で99%ムリかと) あと、試験のための通信教育もあるようです。(アルクなど) 質問者様のご状況があまり分かりませんが、授業を受け持つことが決まって いらっしゃるのでしたら、420時間講座をお勧め致します。 その後、必要に応じて、検定試験を検討されれば良いかと思われます。 (いま試験勉強するメリットがないようにお見受けします) たしかにお金はかかりますが、学校によっては、中途で休んだり、修了後でも、 数年間、最履修できるシステムを採用している学校もありますし、もしかしたら、 理論だけ or 演習だけ、という受講方法も可能かもしれません。 もしくは、お金をかけたくない、資格は必要ではない、有給の教師ではない、 要するにプライベートレッスンやボランティアの域でしたら、書籍や資料を集めて 持参し、英語を駆使してノリとカンで教えている方も多数おられると思います。 各学校に演習の見学を申し込んでみて、イメージを掴んだり、現地で現役の 教師の方の授業を見学して学ぶことも十分可能だと思います。 しかし、英語禁止で日本語のみ使用のクラス授業をお一人で担当される のであれば、最低限「演習」を受講することをお勧めします。 「あいうえお」から文法導入、例文作成、プリント作成など、知らずに飛び込めば、 かなり辛いことになるかもしれません。授業料に見合うパフォーマンスをしたいですね。 スタンダードは学んでおいて、自己流を加えるのがベストではないでしょうか。 厳しいことを申し上げてしまいましたが、「日本語を教える」にも多様なケース が考えられますので、それに応じて必要な準備が変わってくると思います。 教える機関、学生数、学生のレベル、レッスン回数、期間、質問者様の お立場、将来展望など詳細を記し、再度質問されてみてはいかがでしょうか? 現役の教師の方がご教示くださるかもしれませんよ!

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