解決済み
消防学校とは消防士に各種研修を行うところです。新人教育からより詳しい消防戦術の研修、また幹部候補生の研修まで幅広く行っています。入庁したばかりの新人消防士が消防学校に行くのは「初任科」という研修で、消防士の基礎を叩き込まれます。ただし、これを卒業したからといってすぐに救急隊にはなれません。初任科を出たら次に「救急科」という研修をまた消防学校で履修しなければ、救急隊員にはなれませんので。この救急科に早く行けるかどうかは消防本部により様々です。当市の場合、救命士を強く希望していれば最短で入ってから4年目で救急科に行ける職員もいますが、その時の人事の運にもよります(救命士を希望しなければ大体6~8年くらい)。また、近隣消防本部には初任科を卒業した翌年に救急科へ行かせているところもあるくらいです。 消防隊と比べた救急隊のメリットは各種手当がつくところですかね。出動手当はそれぞれの消防本部により様々ですが、夜中に出動した際の時間外手当なども加味して年間で50万前後は年収が変わってくると思います(その分、夜中も働きづくめになるので寿命も削れそうですが…)。また消防隊に比べて出動機会も多く、交通事故など色々な現場を扱いますから、現場経験、現場慣れは救急隊のが積めるかもしれませんね。もちろん火災の消火活動などは消防隊にいなければ積めない経験ではありますが。 デメリットは体の疲れが半端ではないところでしょうか。コロナ時期で何度もありましたが、昼飯も晩飯も食えずに出動しっぱなしになり、ようやく署に帰ってきて飯や書類仕事に取りかかれたのが深夜ということもありました。また糞小便やゲロ、血液といった汚物を扱ったり、エレベーターのない団地の5階から動けない人を階段で下ろしたりと、精神的肉体的にもキツい仕事は消防隊と比べてあるかもしれませんね。
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