2010年に財閥系企業に新卒入社する者です。 4月に内定をいただいた先の福利厚生は充分に整っているか判定していただけま…

Question

2010年に財閥系企業に新卒入社する者です。
4月に内定をいただいた先の福利厚生は充分に整っているか判定していただけますか？
お願い致します。

社会保険完備
交通費全額支給
住宅手当て（5年間、月2万円）
家族手当て
資格手当て
退職金制度
確定拠出年金制度
財形貯蓄制度
職員共済会
社員持株会
住○グループ保養所
自社保有保養所
社内厚生行事費用補助
資格取得費用補助
資格取得報奨金制度

個人的に住宅手当てが5年間しかないのが不安ですし、確定拠出年金制度の自己責任型の企業年金が怖いです。
そういった面から見るときちんと福利厚生が整備されていないように思えるのですが、どうなのでしょうか？

補足

+営業手当て

Answer 1

今から10年以上前、山一證券という日本の四大証券会社の一角が破たんして消滅して、日本中に金融危機の嵐が吹き荒れた時期があります。

そのとき、大手の名を欲しいままにしてきた都市銀行や長期信用銀行などもその波をまともに食らい、質問者さんの挙げたような福利厚生条件のうち、「住宅手当」「持ち株会」「保養所」「社内厚生行事費用補助」「健康保険組合の手厚いサービス」などが見るも無惨に霧消していったんですね。

その後起こったことは金融界の再編で、現在のメガバンクは一見は待遇が良いように見えても実情はスカスカです。

質問者さんが、一連の福利厚生でなお心配だと思われる完璧性を求められるなら、実は10年前の金融危機で藻屑と消えていった銀行員の面々と同じ道を辿ることになるかもしれません。財閥だからといって何ら安心はできないことも、先の金融危機で実証済みです。

※こういう懸念を抱いていると採用側が察知していたら、おそらく内定は出なかったでしょうね。なんせ、自分のお給料に見合う利益は全社員が自力で稼ぎ出す必要性ある時代だけに・・・

※確定拠出年金制度に限って言えば、普通預金運用などローリスクタイプを選択すれば何の心配も要らないし、またそれでも困るなら普通に厚生年金に加入する企業を選択すべきでした（他の福利厚生はもちろん落ちましょうが）。そうした年金をもらえなくなる日は全社員がもらえないばかりか、世の中の通貨制度自体が破たんして通貨に意味がなくなっている日です。