回答終了
NHKの小野文恵アナウンサーがずっと東京勤務な理由はなんだと思われますか?
小野アナは番組で落語家である笑福亭鶴瓶さんや立川志の輔さんと共演してきましたが、落語家の方は共演者の刷新を嫌いますか?
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小野文惠アナ 1968年広島生まれ・広島育ち。 高校生時代にアメリカの英語留学生として超難関のAESメンバー(1年に30人程度しか選抜されない)に選抜。東京大学卒業後、1992年にNHKに入局。 初任地は(故郷に近い)山口放送局。1997年3月に東京アナウンス室に異動。 通常NHKアナウンサーは3年程度で別の地域に異動するのが慣例ですが、 小野文惠アナは異動と長年無縁で、2022年に初めて異動(広島放送局に赴任)し、現在に至ります。 ただ全国放送されている”鶴瓶の家族に乾杯”は これも異例ですが、東京時代から今でも引き続きメインMCを継続しています。 *他の方の回答にあるように人気番組の司会を長年続けているから、という単純な理由ではないと思います。質問の’補足’にあった刷新を嫌うか?ですが、しょせん落語家の方は出入り業者の1人。NHKから ”4月から司会者のお相手は〇〇さんに代わるから” と言われば、”はい、わかりました” と返答するしかありません。 === NHKの女性アナウンサーで、1980年以後に入局した方の中で、初任地が東京、以後実質的に一度も異動を経験していないのは、渡邊あゆみアナ ただ1人だけ のはずです。 現在はNHK BSPのプレミアム・カフェの司会者として主に出演しています。 彼女は東大卒で1982年入局。女性の総合職制度がスタートした1986年前の時代。もしかしたら入局時の契約で 当時は初めから「辞めるまで異動なし」の条件があったのかもしれません。 *結婚・離婚歴があり、性は何度か変わっていますが、ここでは「渡邊」性を使います。 === 小野文惠アナが異動の負担を免れ、長年地方勤務を命じられなかったのは、4つの大きな要員があるようです。 <1> 山口放送局時代の出来事 -------------------------- 東京に10年いられたのは、初任地である山口放送局に当時の女性アナウンサーとしては長期の5年(通常は3年)勤務し続けた(途中退社を我慢した?)ことに対する見返りという説があるようです。 また、この時代に同じ山口放送局勤務のNHK男性社員と初婚したが、おそらく相手男性の責任で離婚に追い込まれ、その賠償(代わりに東京勤務を長くする)もあったようです。 <2> 形式的には2007年に異動。ただし仕事はこれまでと同じ -------------------------- 小野アナは、人事上は 2007年に日本語センター@東京渋谷・世田谷に出向しています。 ただ日本語センターへの異動・出向は 通常 役職定年(57才)のアナウンサーや60才定年のアナウンサーが就くことが多く、当時まだ39才の小野アナが赴任・異動するのは異例のこと。 どうもこれは、長年東京アナウンス室着任から10年たっても異動しない小野アナに嫉妬・激怒した他のアナウンサー/職員の批判をかわすためと言われています。 ただ、小野アナの仕事は、日本語センターの生業であるアナウンス教育でなく、アナウンサーのまま。レギュラー番組の司会(がってん、スタジオパークなど)もそのまま続けていました。 <3> (再婚した)菅康弘の圧力? -------------------------- 小野アナは2012年9月に再婚。お相手は菅康弘(かん・やすひろ) 。肩書は 元NHK放送総局副総局長(NHK理事) 兼 NHKエンタープライズ常務取締役 というすごい役職。この方の影響(圧力?)が大きいと言われています。 菅氏は一橋大学を卒業。1982年にNHKに入局。その後は 演出部 → 大阪放送局・芸能部ディレクター → NHKエンタープライズ → 東京ドラマ番組部チーフ・プロデューサー → 放総局エグゼクティブ・プロデューサー → 第2制作センター長 → NHKビジネスクリエイト取締役 → NHK編成局編成センター長・兼・東日本大震災プロジェクト事務局長 → NHK経営企画局長 → NHK理事(放送総局副総局長) というすごい出世階段を上っている方です。2023年時点で65才。 2人はどうも山口放送局からお互いを知ってはいたが、2011年の東日本大震災関連の番組製作で急速に接近。結婚に至ったようです。 そして、当時53才で出世階段を上り、もはや東京本社勤務は定年まで安全となった菅氏は、だいじな奥さんはできるだけ自分の手元から放したくないという理由で彼女の異動人事案をことごとくブロックした可能性があります。 <4> 元NHK会長・籾井勝人の ”お●カ人事制度” の影響 -------------------------- これは、元NHKアナウンサーで、現在は独立し、アナウンサー養成スクールも経営する松本和也アナウンサー(1967年生、灘高・東大卒 1991年NHK入局、2016年退局)のコメントです。 松本アナによると在局中の2010年代初頭、特に日本が、リーマンショック、東日本大震災、急激な円高(1ドル=80円)の三重苦の中、特に地方企業は経営が悪化。 働く層(特に若い層)の人口流出、人口減少、残った県民の急激な高齢化が続き そんな中で地方局に異動・赴任した(若い)女性アナウンサー/職員の中で、 ”こんなところに住んだら、素晴らしい男性との出会いも、トキメキも何も ない。社内の男性も、いやビルを出ても周囲は中高年ばかり” と嘆き、将来の活躍を望まれた女性アナウンサーまで次々と退局するという異常事態が起きていたそうです。 これを聞いた籾井会長はなんと、 ”地方局に3年連続して勤務し、特に問題を起こしていない女性アナウンサー/女性職員は4年目からは必ず東京・渋谷本社で勤務ができる人事制度にする。ただ男性には適用しない。女性本人の強い希望があれば、その後も渋谷本社で継続勤務ができるようにする。” という受信料支払者をバカにするような制度を導入したそうです。 ”その後も渋谷本社で継続勤務...” はさすがにその後任の会長によって無くなったそうですが、おそらく籾井が会長だった2014年から2016年末まで、本来なら異動対象者となっていた小野アナがそのまま渋谷勤務を継続できるようになった可能性があります。
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