ちょっと長いけど、お付き合いください。 刑務官の場合、実務上、「当直」と「夜勤」は呼び分けられている。 国家公務員の勤務形態は大別して「官執制勤務」と「交代制勤務」の二種があり、官執制は、8:30から17:00までの、いわゆる普通の時間帯の勤務をする職員で、交代制は刑務官の他、海上保安官や航空管制官など、昼夜や平日休日の区別なく勤務する形態の職員のこと。 刑務官は、所属する部署によって官執制と交代制のどちらかの勤務になることが決まっている。受刑者と直接的に接する部署なら交代制勤務で、総務系の部署なら官執制勤務になるという具合になっている。 官執制勤務である刑務官が泊まる時は「当直」となり、この場合は次の日は勤務する。この当直勤務は、受刑者と直接接するのではなく庁舎の見回りや電話対応をしたり、監督当直といって幹部職員が刑務官を指揮管理するのが業務内容になる。 交代制勤務である刑務官が泊まる時は「夜勤」となり、この場合は、次の日は「非番」として、実質的に休みとなる。厳密には非番は週休日とも違うから、純粋な休みとは違うんだけど、勤務しないから休みと考えて差し支えない。この「夜勤」は、受刑者の居室を巡回したり、受刑者と直接接するのが業務になる。
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