元採用担当のおぢさんです。活字で手短に書きますので、厳しい感じがしたらご容赦くださいね。 企業は冒険家や聖人みたいな人ばかりを採用するわけではありませんし、無理して背伸びしてもほぼ確実に矛盾が生じます。そのための面接ですから。 ただ、いろんなことに挑戦している人たちは、やっぱり各種の経験値が高くなっているのは間違いないわけで、企業が興味を持ちやすいのも当然の結果と言えます。 >素の自分の魅力を最大限に見せて就活する方が企業とマッチするのではと感じています。 ただ、こっちは少し違うかなと思えます。素の自分の魅力と書かれていますが、そのままのその人らしさで企業が魅力を感じるかどうかは疑問です。よくあるのは、大学の成績も振るわず自社事業とは無関係な学部、課外活動もとくになし。趣味はゲームと読書と書かれても、さて何から話を訊こうかなという感じになります。 あなたはあなたらしくて大丈夫というのは、授業料を納める学生さんであるときの仮の教えです。もちろん、人間的な魅力もあった方が良いに決まっていますが、それよりも職業人としての査定評価が優先されます。 お給料を頂戴する企業においては、人並みに働けてやっと大丈夫なのです。その職場で平均以上の仕事ができる人(=基礎スキルがあり成長できそうな人)を採用しないと、全体の給与・賞与は下がりますし、最悪の場合には会社が倒産します。 ですから、あなたの素の魅力ではなく、「(企業が必要としてる)スキルや経験」を魅力として集約し伝える努力をされたほうで合格率も高くなるのかなと考えます。ときどき、自分のすべてをわかってほしいというタイプの学生さんも応募してきますが、うちでは確実に落とします。
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