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通関士の方、インコタームズ(費用・危険負担)に詳しい方、教えて頂けないでしょうか。当方は初学者です。CIFは輸送までの費用 + 保険費用(輸送中リスク)を輸出者が負担すると理解しておりますが、参考書には以下と記載されておりました。 ・危険負担は船上に置かれたときまたは調達されたとき (1)ここで言う危険負担とは保険適用の範囲(=リスク発生時に輸出者が負担)ということでしょうか? (2)船上に置かれた時までが輸出者の危険負担( = 保険適用範囲)ならば、輸送中リスクを輸入者が負担しなければならないケースもあるということでしょうか? 危険負担の明確な定義を理解できていない可能性があります。 教えていただけないでしょうか。
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CIF契約のおいて危険負担の移転と費用の負担がずれています。 危険負担は積み込みで描いて(輸入者)に移転しますが、売り手(輸出者)が輸入港までの輸送費用、保険料を負担します。 なせこうなるかというと契約履行責任が関係します。 例えばある貨物を100万円で契約します。 売り手は契約どおり積み込みました。ところが輸送中に船が沈みました。売り手は買い手に残念でしたが保険をかけてありますから保険金を受け取ってください。 さて買い手は貨物が必要で再度注文します。売り手は、注文ありがとうございます。ただし今回から120万円です。 これは問題ありません。 しかしex-ship契約の場合は、費用負担は同じですが輸入港到着までのリスクは売り手にあるので輸送中の事故の場合、売り手の責任で代替品を手配して契約の期日までに引き渡す義務があります。
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