旧帝大の文学博士号を持つ、元高校教諭として、ひと言。言わば、誰でも大学教授になれた一昔前とは違って、現在は、まさに仰せのとおりだと考えます。その原因は、いわゆる需要と供給の関係であって、18歳人口の急減によって、とくに私学は、最近、程度の差こそあれ、いずれも経営に苦慮していますから、人件費のかかる教授は必要としないわけです。この経営危機は深刻で、そこに高卒芸能人の大学院博士前期課程入学とか、駅伝著名監督の修士号のみの大学教授就任とか、またあるいは、セクハラ記者の大学教授就任などが入り込む隙が生じることになります。本来大学教授は、人格高潔で、高品位の研究業績を持つ若手博士のみが就任すべきであるにもかかわらず、こんな醜態のため、それが例外と言っていいほど叶わないことが、日本の学界の恥ずべき現実にほかなりません。
教授どころか,まずは助教になる段階から狭き門です。 しかも助教から単純に昇任する時代でもありませんし。
はい、狭き門です。
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