ペンチのグリップは絶縁されているからです。 ショートするためには ①ループが完成する ②電位差がある この2点が必要になります。 ショートする場合 ●2線を同時に切る 黒線(100V)→ペンチ→ 白線(0V)→変圧器→黒線(100V)となり、電位差の異なる2点が繋がるかつ、ループが完成しますからショートします。 ※①②の両方満たしている。 ●素足で大地に立って、グリップが絶縁されてないペンチで黒線(100V)を切る 黒線(100V)→ペンチ→人間→大地(0V)→変圧器の接地→黒線(100V)となり、ループが完成し、ショートします。 ※①②の両方満たしている。 ショートしない場合 ●グリップが絶縁されたペンチで黒線を切る 黒線(100V)をグリップが絶縁されたペンチで切った場合、ペンチの刃を含む金属部分は100Vに帯電しますが、ただそれだけです。 前述のようにショートさせるためには、電位差のあるもの同士を繋ぐ、かつループを完成させる必要がありますので、この場合、黒線(100V)→ペンチ→行き止まりとなり、ペンチは帯電すれど電流は流れず、ショートしません。 ※①も②も満たしていません。 ●白線を切る 白線は0Vですから、素足で絶縁されてないペンチで切ろうが理論上はショートしません。 白線(0V)→ペンチ→人間→大地→変圧器→ 白線(0V)というループは完成していますが、電位差がないので、電流は流れず、ショートには至りません。 ※①は満たしているが、②を満たしていない。
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