管理栄養士で食品関連会社に就職すると、どのようなメリットがありますか？ また、どのくらいの割合で就職できるのでしょうか

Question

管理栄養士で食品関連会社に就職すると、どのようなメリットがありますか？
また、どのくらいの割合で就職できるのでしょうか

Answer 1

食品会社は、管理栄養士を必要とする職種（乳児用粉乳に関する職種や各種栄養食品に関する職種）と管理栄養士を必要としない職種がありますが、管理栄養士を必要としない職種について考えることにします。このような職種でも管理栄養士を持っていると資格手当がもらえたりするのはメリットです。

どのくらいの割合で就職できるかは、企業規模、職種、そしてもちろん大学のレベルと院卒か否かによって違います。大企業の開発職だと国公立の院卒が要求されると思った方がいいですし、営業職や工場なら、私立学部卒でも可能です。農学部とどっちがいいかですが、東大、京大、北大、東北大、名大、九大のような旧帝大や神戸大レベルなら、そちらの方がいいと思います。でも、それ以外の大学なら、農学部枠をそれらの大学の人と争うわけですから苦しい戦いになります。だったら管理栄養士など生活系食物枠（日本女子大などの管理栄養士が取れない食物系学科を含む）の中で争う方が、枠は小さくともライバルが弱いので楽かも知れません。

農学系なら旧帝大＞その他の国公立＞私立で、私立なら国公立の院進学が必須、生活系ならお茶大、奈良女、大阪公立大などの国公立＞その他の国公立＞私立で、私立なら国公立の農学部もしくは生活系への院進学（ただし実践系ではなく基礎系）が必須と考えればいいと思います。

Answer 2

管理栄養士がプラスに働くことは特にないです。
管理栄養士であることよりも基礎学力と大学院での研究経験が必要です。

(大手の開発職と想定します)
就活でも屈指の超難関業界になります。
東大・京大・その他旧帝・お茶の水の農学院卒で10％程度(お茶の水の管理栄養士課程でも同等)。
大阪公立・東京農工・京都府立・岡山等の農学名門国公立の院卒で5%程度です(大阪公立と京都府立の管理栄養士課程でも同等)。

管理栄養士課程に進む場合は研究室を選ぶ際に食品化学系を選ぶようにしましょう。