一海特と三海通では試験の難易度はかなり違います. 英語は一海特は英検3級、三海通は英検2級くらいの感じでしょうか. 長文読解などの内容も三海通のほうが長文で難しいです. 無線工学や法規も三海通のほうが詳しい内容が出題されます. 一海特はとりあえず過去問を丸暗記すれば合格できますけど、三海通はすこしきちんと勉強しないと難しいかと思います. このあたりは公開されている過去問を見ていただければわかると思います. 電気通信術はどちらもほとんど同じです. 一海特はおもに国際VHFで近距離の海岸局や他の船舶と通信するための資格です. 三海通は外洋で短波やインマルサットなどを使って遠距離通信をおこなうための資格です. なお、一、二、三海通の試験は無線工学が違うだけで法規や英語は同じです. なので、三海通を取得した後、一海通の工学に合格するか、一陸技など工学が上位の資格を取得すると申請だけで一海通がもらえます.
無線工学は似たようなレベルです。というのも、本来 なら「海上無線通信士」は四海通を見ても、もう少し レベルの高い出題ですが、三海通は航海業務上、取ら せる必要性のある係員レベルの方に考慮し、四海通よ りレベルが低い(というか専門性が限定的な)出題設 定になっているからです。最近では計算問題すらない です。法規もレベル的に大きな差はないですが、通信 士の性質上、通信の国際法規や条約関係の出題があり ます。そして最も異なるのは英語と電気通信術です。 英語は一海特は平易な内容のリスニング5問だけです が、三海通はリスニング7問に加え、普通にペーパー テストもあります。そして一~三海通と共通問題のた め、レベルも英検2級程度と難しくなっています。ま た電気通信術も受話と送話自体は同じ内容(フォネテ ィックコードの受送信)ですが、三海通はそれに加え、 直接印刷電信という、ノートPCのキーボードを用い た、タイピング形式の入力の実技試験があります・・・
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