解決済み
上司なんて「悪い」ヤツしかいませんか?元電気通信大学教授で哲学者の中島義道氏は35歳のときにウィーンで結婚しました。当時はウィーン大学の私費留学生で同時に日本人学校の非常勤講師でした。 中島義道氏の妻は日本人学校の文部省(現在の文部科学省)の派遣教員でした。中島義道氏と中島義道氏の妻が帰国する直前に中島義道氏の妻は妊娠しました。それで中島義道氏はウィーンでいろいろ鍛えられたそうです。中島義道氏のように強くならなければならないと思います。中島義道氏は東洋経済で「いつも楽しみに拝読しております。 私は、上司や先輩社員とうまく関係を築けず、悩んでいます。 入社3年目も半ばに差し掛かりますが、まだまだ未熟な部分ばかりで、たくさんご指導いただけることは大変ありがたいことだと思っています。 ただ、どんなまっとうなアドバイスでも「どうしてそんな言い方をするのか」と思ってしまうことが多々あります。言葉尻が厳しい、きつい、嫌らしいといった感じで、特定の上司でなく、複数の上司についてそう思います。 ふと「これは世代差なのだろうか」、と考えたことがあります。彼らが新人だった当時は、きつい言葉でなじられても、強くたくましく仕事をしていたのかもしれません。私と歳の近い同僚にも同じような悩みを持つ人が多く、私たちの世代が、極端に打たれ弱いのだろうかと考えてしまします。 仕事自体は面白く、もっといい仕事をしたい、成果を出したい、先輩方から吸収したいという思いはあるのですが……。歳の離れた上司とは、どのような付き合い方をするのがよいのでしょうか。 (25歳 女性 会社員)」という質問に「今回は、いろいろ考えさせられる内容です。私も若いころは(誰も信じてくれないと思いますが)、気が弱くて人々の言葉や態度にひどく傷つけられてきました。そして、「思いやりのない」そういう鈍感で権力的な人々に対して嫌悪を抱いてきました。しかし、33歳でウィーンに独り飛び立ったとき、そんなノンキなことを言っていられないと、彼の地で思い知らされました。(当時はまだ人種差別もありましたから)とにかく「言葉尻が厳しい、きつい」などでは表現できないほど、役人も、不動産屋も、店員も、一般市民も、私に対して高圧的で攻撃的であり、私は毎日、頭ごなしにしかられているという思いでした。相手のまくしたてるドイツ語がわからないと、嘲笑され、相手にならないと軽蔑され、そのうえ、街では相手に一歩も譲らないケンカをしょっちゅう見かけ、とにかく「そこで」生きていくためには、これに慣れねばならないと実感しました。 「不合理」を生き抜く二つの方法 ただ慣れるだけではダメです、そこで「人間としての最低のプライドをもって」生活しなければならない。トラブルが生じるたびに、相手はそれまでの社交的ニコニコ顔を仮面を剥がすように取り去って、真顔でうそを言い、「自分は全然悪くない! あなたが悪い!」と詰め寄ります。まったく自分が悪いのに、「警察を呼ぶ!」と何度、怒鳴られたことでしょうか? 初めは、こんな不合理なことがあっていいのか、と不思議な思いでしたが、そういう「文化」なのですから、私が個人でそれを変えることもできず、そこを去ることもできないとすれば、道は2つしか残されていません。 ① 自分の信念を貫き、濡れ衣をも差別をも甘受して、ウィーンで自滅していく道 ② 自分を変えて彼らのように強くなり、「即席ドイツ人」になる道 私は当然、②の道を選びました。なぜなら、私はウィーンでドクター論文を書く目的があったからです。その目的を達成しなければ、その後、まともに生きていけないと思ったからです。 カネが湯水のようにあり、どんなにだまされても相手を責めないという人はともかく、①の道をとることはほとんど不可能です。なぜなら、彼の地では人はよくだますからであり、そのうえ、わが国では考えららないような間違いをしょっちゅうするからです。そして、対立したときの態度がすごい。(殴る蹴るの暴力はめったにありませんが)大声を上げこぶしを振りかざして、こちらに挑みかかってくることもあります。」と答えていました。 https://toyokeizai.net/articles/-/21734
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