長年、機械設計・工程設計をやっていたので、思いつくところを書きます。 【給排気装置】 塗装室で塗装する場合、一番面倒なのが「排気」です。 大量に塗装するわけでないとしても、室内の場合は有機溶剤・塗料が充満しますので、塗料を吹いている間は常に排気が必要です。 この時、塗料を一緒に排気するのは良くありませんので、フィルターを通すことになります。DIYで作られればいいかと思いますが、参考となる乾式ブースを貼ります。 https://www.anest-iwata.co.jp/coating/coatingplant/bb.html 又、排気すると、室外からホコリを含んだ空気を吸入しますので、フィルターを付けた給気口を壁に設ける必要が有ります。これは、排気効率を上げるために、余裕を持った大きさが必要です。 又、方向は、背中側から給気、前方(スプレー方向)に排気です。 【塗装機器、他】 ・塗装物を吊る架台とフック ・塗装物を乾燥させる架台 ・コンプレッサー ・塗装ガン ・エアーガン(塗装前のエアブロー用) ・その他、ホース、圧力調整弁等 ・消火器 【注意事項】 ・静電気の火花でもシンナーなどに着火しますので、出入り口にクサリを垂らすなど、身体の静電気をアースする必要があります。又、通電靴着用です。(通電靴とは電気を通す靴で、身体の静電気をアースします。) ・塗装室内で使用する機器は、本来、防爆構造(電気の接点が露出していない等)です。少なくともブラシモーターなどの火花を発する電動工具は使用不可です。研磨などはエアー工具がお勧めです。 ・有機溶剤用の防毒マスク着用です。 ・塗料をシンナー等で薄める作業は保護メガネ着用です。
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分解、銘版剥がしを行い、色指定をして専門業者に依頼されたほうが良いです。 1畳分ぐらいの範囲に入る様な機械のパネルは、塗装の依頼をしてもそれほど高い物では在りません。 段取りに5千円位、A3サイズのパネルとかでも1枚2~3千円位です。 沢山捌かないのなら、設備投資をしていくより格段に安いと思います。 もっと言うと、塗装済みのパネルを新しく買っても良い程度の値段だったりするサイズも在ります。 MISUMIでは比較的簡単にその様な事が可能です。 古い塗装を剥がす方法と、換気の方法、溶剤に対するあなた自身の防護などを考えると、簡単では無いと思います。 提案の一つですけども。
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質問者さんが扱われている機械が厨房内にある機器や、食品に直接触れる様な機械なら塗装はやめられた方が良いと思いますよ。 厨房機器や食品製造の機械がステンレス製なのは表面が腐食に強いという事と清掃がしやすいという事があります。 塗装は熱や摩擦に弱く、剥がれて食品に入ったり、直接では無くても剥がれた塗膜が作業者の衣服について製品に付着するとかも考えられます。 もしこの様な扱いではない機械ならすみません。 お詫びします。
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