食品衛生監視員に限ったことではありません。 公務員の場合、職員採用試験に合格すると採用候補者名簿に名前が載ります。その名簿に載っている人間の中から、採用先が欲しい人材を選び、最終的に採用となります。 名簿に載った人のどれぐらいが採用につながるかは、各採用試験次第です。 地方公務員の場合は、名簿登載者は原則採用!と謳っている自治体もたくさんあります。名簿登載者の中でも、合格通知と補欠合格と2種類送り分けて、補欠の場合は無理かも…という自治体もあります。 特別区などは、国のように採用候補者名簿の作成と採用をキッチリ分けています(自分で売り込みに行くか、人事委員会が推薦してくれるかなど細かい差はあります。)。 国家公務員だと、総合職などは名簿登載からが本番なんてうそぶく人もいる状況です。 肝心の食品衛生監視員については、次のようになっています。 ======================== 2019年度食品衛生監視員(名簿作成日:令和元年8月20日) 名簿記載者数 / 採用者数 / 辞退・無応答者数 / 採用候補者数 134(82) / 40(23) / 58(35) / 36(24) ========『令和2年度年次報告書』より== 採用者数40人以外は、受かっても採用されていません。辞退等の58人は、滑り止めだったか、諦めて別の道を探したのかもしれません。名簿に名を残す選択をした36人は学生やフリーターでもしながら内定が出る日を待っているのか、はたまた届け出を出した後で別の道を探したか。いずれにせよ採用されていないのですから、給料なんて出ませんよ。
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