現役救急救命士です。 私は救急救命士の専門学校を在学中に消防の採用試験を受験し、消防に就職したため中退しました。 その後、消防の救命士養成過程を経て救命士として現在勤務しております。 私の経験ではありますが、大学や専門学校ではなく、高卒で消防士になるのが一番だと思いましたよ。 消防には救急だけでなく、警防、救助、予防など様々な部署があります。 質問者が救急救命士を志すことは救命士の私としてはとても嬉しいです。 しかし、救急救命士を目指してた後輩も消防に入って様々な救急現場を経験し嫌になったり、救助になりたいなって思う子もたくさんみています。 だからこそ、消防に入り、自分がやりたいことを見つけることが大切だと感じました。 また、私が救命士専門学校を在学中に消防の採用試験を受けたのは、合格率と資格の生かすためにです。 救急救命士は法改正も進み、病院内での特定行為が認められるようになってきているものの、やはり消防でないとフルに生かせる資格ではありません。 そこでネックになるのが消防の合格率です。 様々な大学や専門学校は救命士の国家試験の合格率は高く、救命士の国家資格は取得できると思います。ただ、一方で消防の合格率はそこまで高くありません。 僕の在学中では消防の合格率は30%から40%くらいで、半分の学生は消防に合格できていません。 だからこそ、不安になり在学中に消防の試験を受けました。 正直、都心部では救命士が足りていないことはないと思います。小さな自治体であれば積極的に採用してるとこもあるとは思いますが、救命士の資格を持っているからといって、消防が受かりやすくなるとは思いません。ただ、少なからず救命士枠という採用区分もあります。 医療系なので学費も高く、救急救命士の資格は取れたが生かせないでは本末転倒です。 だからこそ、リスクも考え、救急救命士になりたいのであれば、まずは消防に入ることをオススメします。 ちなみに、私の専門学校は簡単な試験だけだったので、誰でも入れました。 長文失礼致しました。
< 質問に関する求人 >
救急救命士(東京都)この条件の求人をもっと見る
求人の検索結果を見る
< いつもと違うしごとも見てみませんか? >
覆面調査に関する求人(東京都)この条件の求人をもっと見る