ライヴ関係の仕事(例えばコンサートプロモーターなど)の１日の業務内容や仕事をしていて辛いこと詳しくを教えてください。

Question

ライヴ関係の仕事(例えばコンサートプロモーターなど)の１日の業務内容や仕事をしていて辛いこと詳しくを教えてください。音楽関係の仕事に興味があるのですが、いくつかの職業紹介のサイトをみたところ、大まかな業務内容しかのっておらず、情報収集に困っております。

Answer 1

コンサートプロモーターです。
日によって異なります。

公演の日の一例は、
9:00 会場入り
搬入開始 運営準備
事前の打ち合わせ通りに進んでいるかチェック
11:00 アーティストアテンド
駅やホテルから会場までの車に同乗して会場入り
昼食
13:00 開場準備
座席の確認
配布するチラシのセット
入場口の整理や表示の確認
案内方法の打ち合わせ等
16:00 開場
打ち合わせ通りに進んでいるか各所チェック
17:00 開演
場内が安全無事に進んでいるチェック
19:00 終演
お客様が退場するまで問題がないかチェック
20:00 アーティストアテンド
駅やホテルまでの車に同乗
21:30 撤収～場合によっては打ち上げ
24:00 帰宅

現場では辛いことと言えば、拘束時間が長いことですが、
1年もすれば慣れます。

平日の通常業務は
10:00 出社
メールチェック、稟議書作成
12:00 テレビ局やラジオ局とプロモーションの打ち合わせ
13:00 昼食
14:00 新規企画の営業
16:00 運営の打ち合わせ
18:00 帰社
メールチェック、書類作成
20:00 退社
21:00 帰宅
みたいな感じです。

この他にも会場の空きスケジュールの確認や、
会場下見や打ち合わせ、プロモーションキャンペーンのブッキングや
その際のテレビ局やラジオ局にアーティストの同行、
宣伝のためのテレビやラジオCM、チラシの作成、
現場シフトの打ち合わせ等もあります。

並行して10～15公演を同時に走らせます。
やるべきことが多岐にわたるので、仕事の全容が見えて
自分で仕事をコントロールできるようになるまでは、
忙しいと感じると思います。

チケットが売れなければ赤字ですから、
一つ一つの仕事に対して強いプレッシャーを感じることになります。

土日祝は現場、平日はその準備、そしてもっぱら土日祝が休みの人たちと
打合せが入るので、休日は少ないです。
仕事よりも優先したいことがある人にとっては辛いと思います。

「音楽が好き」というのはあくまでも前提で、それだけでは不足です。
「音楽が好き」で、自分が音楽を聴いている時間は何も生み出していないことになります。
アーティストやお客様を喜ばせることが仕事なので、
「人を喜ばせることが好き」とか「好きな音楽を広めるのが好き」な方が
向いています。

しかし、自分の好きなことを仕事に出来ることや、
自分が手掛けた仕事で世の中にインパクトを与えることが出来たり、
お客様やアーティストからの感謝され、それをダイレクトに
感じられる仕事です。

アーティストのライブ以外に、演劇やダンスでも
アイディアと行動力で何でもビジネスに出来る、自由度の高い仕事です。

大きな仕事を手掛ける会社に勤めて、実績を積めば報酬もついてきますし、
経験を積んで実力がついてくることで、楽しくなっていく仕事です。

もし目指しているなら頑張ってください。