来年、航空自衛隊一般幹部候補生を受験しようと考えているものです。 受験を経験した方や、詳しい方に聞きたいです。

Question

来年、航空自衛隊一般幹部候補生を受験しようと考えているものです。

受験を経験した方や、詳しい方に聞きたいです。大学でらスポーツ学部にいるため、人文科学や社会科学、理工学の専門択一の選択科目のどれも学習しておりません。しかし、高校では理系にいたため、理工学を選択しようか迷っています。しかし、教養試験と人文科学や社会科学が対応していることや、理工学の範囲が多く大変なことから、一から頑張るには少し難しいかと思っております。
専門択一の選択科目について、どれがいいかあれば教えていただきたいです。

また、予備校に通おうか迷っております。何もわからない状態から一年間必死に勉強すれば合格することができるでしょうか。
行こうとしている予備校はlecです。

アドバイスお願い致します。

Answer 1

2019年度は航空自衛隊一般幹部候補生試験で一次試験合格、2021年度は航空自衛隊と陸上自衛隊の一般幹部候補生試験の両方の最終試験に合格したものです。
私は、地方国立大の農学部出身です。大学内で受けられる公務員講座を受講していました。費用は、教材、受講料、模試代込みで30万円でした。

まず、専門択一の話ですが、私は試験で理工学を選択しました。しかし、理工系の内容は、大学で勉強した内容とは全く違うものだったので、質問者さんと全く同じ状況だと思います。私も高校時代は、理系でした。
本題に入りますが、専門択一式は、理工系の中でも問題が選択できるので、私は高校時代に得意だった、生物と化学のテキストや問題集を一通り解きなおしました。あと数学は苦手だったのですが、高校の基礎的な問題が解けるようになるまで復習しました。

次に、予備校に通うメリットとデメリットについてですが、私は一般幹部候補生以外に、農林水産省や地方公務員を受験したので、一般幹部とその他の公務員試験の併願を考えられているのであれば、メリットとしてお勧めします。しかし、一般幹部候補生のみの受験を考えているのであれば、受講することで対策になる教科(人文科学や社会科学)ももちろんありますが、講座の受講にかける時間や労力やコストを考えると、個人で過去問研究していった方が、効果的ではないかと考えます。

以上の点をまとめますと、
①一般幹部のみの受験を考えているのであれば、択一式は理工系を選択し、復習に時間をかける
②一般幹部以外の公務員との併願を考えているのであれば、予備校に通い、択一式は人文科学や社会科学を選択する
ことが個人的に効率的ではないかと思います。

また最後に、質問内容とは別ですが、私が一般幹部候補生試験を2回受験して、注意しておいたほうが良い点について書こうと思います。

まず一点目ですが、一次試験はマークだけでなく筆記試験もあり、この対策が正直難しいと思います。この試験は過去問が出回っていないので、対策ができません。内容としては、20科目ほどある中から１科目を選び、論述する試験です。ですが、内容としては難しくありません。質問者様が、社会系の学問の専攻を希望されていると思うので、しっかり大学で勉強すれば、それが対策になると思います。ちなみに私は、英語を選択しましたが、高校レベルの英文読解と記述ができれば問題なかったです。

二点目ですが、二次試験の対策を今からされていた方が良いと思います。二次試験の内容は、小論文と面接と身体検査です。
小論文は、時事問題が出るので普段から新聞やニュースを見て、自分なりの意見を言えるように練習しておけば問題ないと思います。また、自衛隊に関連する国際問題について中心的にニュースを見ておくと良いと思います。
次に、面接ですが、これは地方協力本部に対策のお願いをして、実際に幹部自衛官の方に面接を見てもらうと良いと思います。私は、2019年度の試験で、面接対策をしっかりしていなかったので、試験に落ちたと考えています。そのため、面接対策は二次試験において一番ウェイトが高いと考えてます。
最後に身体検査ですが、これは防衛省のホームページなどに要項が記載されているので、試験前に不備がないように健康に過ごしておけば問題ないと思います。

長くなりましたが、私も来年から幹部自衛官の卵として働いていくので、同じ自衛官として働けることを願っています。
がんばってください！！

Answer 2

>2021年度は航空自衛隊と陸上自衛隊の一般幹部候補生試験の両方の最終試験に合格した
同一年に違う幕の合格などない