トヨタグループのIT会社は再編が加速しており、自動運転やウーブンシティを手掛けるウーブン・プラネット・ホールディングスにシフトしています。どのくらい規模拡大するかは不明ですが、豊田社長の息子の大輔氏、トヨタ後継者の一人と噂されるジェームス・カフナー氏が率いており、本命の会社と思われます。 ウーブン設立以前に似たようなMaaS関係をやっていたトヨタコネクティッドも健在です。この会社も豊田社長が発起人となり設立された会社なので本命と思われていましたが、ウーブンには敵いません。 トヨタの情報システム部門はトヨタコミュニケーションシステム、トヨタデジタルクルーズ、トヨタケーラムを統合してトヨタシステムズを設立し、トヨタグループのIT中核会社に位置付けました。この再編と同じ頃、豊田通商もIT子会社を内販の豊通シスコムと外販の豊田通商システムズに会社分割しました。 デンソーも似たような時期にIT子会社のデンソーITソリューションズをデンソーに吸収合併しました。 トヨタグループのITはトヨタシステムズに集約され、IT商社は豊田通商システムズが担うという構図だと思います。(元々、豊田通商はトヨタデジタルクルーズに出資していたので連携するのは当然の成り行きです)。逆に豊通シスコムやアイシン・インフォテックス、豊田自動織機ITソリューションズなどは豊田通商グループ、アイシングループ、豊田自動織機グループの範囲を担当するという棲み分けになりそうです。 ただ、トヨタとウーブンの関係が双璧になっていくので、その他のIT会社はまた再編に飲み込まれるか、上手く成長できるかという局面になっていくと思います。
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