特別支援学校の教員免許には5つの領域がありますが、実際に教員になったら自分が取得した領域では無い児童の教育も担当するので…

Question

特別支援学校の教員免許には5つの領域がありますが、実際に教員になったら自分が取得した領域では無い児童の教育も担当するのですか？

Answer 1

はい、そういう事になります。

例えばです。
知的障害の子どもが居るとします。

突然走り出して道に飛び出してしまい・・・
車に轢かれてしまったとします。

結果、知的障害だけど肢体不自由。という事になる場合もあります。

こんな感じで複数の障害を持って居る事を「重複障害」と言います。

例えば、知的障害領域だけを取ったとして、前述の知的障害だけど肢体不自由。という子どもが居た場合・・・
持って居る免許の子どもしか対応できないとすると、肢体不自由なので対応出来ない事になります。

障害が3つある子も居たりはいるので、免許の障害領域しか指導出来ないと困ってしまう訳です。

このため、特別支援の免許を取る場合には、免許の領域の勉強だけではなくて、免許の領域外の障害についての勉強が必須になっているのはその為ですね。

仕組みとしてはそんな感じです。
長くなりましたがとりあえずはこの辺で。