回答終了
地方私大の文学部を卒業後、一般職以外に就職先はありますか。大学の知名度やパイプなどは一旦除外して考えています。 取っておいた方がいい資格があればそれも教えてください。 大学卒業後の進路は足掛けで、将来的には在宅で仕事が出来るようになりたいと考えています。 主にライターの仕事をフリーで取れるようになりたくて、他Webデザインや最低限のプログラミングなどの知識は習得中です。 大学在学中に、活動の基盤を作り、就職後も継続出来ればなと考えているので、副業不可の公務員は考えていません。 ただ、国語の教員資格は取れる学部に在籍しているので、講師として働くのもありかなと考えています。 通信で小学校の教員免許を取得した先輩の就職した小学校では、初任給18万で副業あり、継続して在籍すれば昇給もありと聞きました。 勉強はいくらでもするつもりです。
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ライター云々は全く分かりませんので、教員について。 >小学校の教員免許を取得した~初任給18万で副業あり、継続して在籍すれば昇給もあり これは、半分本当で半分嘘です。教員の場合、正規採用でない立場としては2つの採用のされ方があります。 ①臨時的任用教職員 ②時間講師 ①と②は全然立場が異なります。①が契約社員、②はアルバイトです。 あなたの先輩はおそらく②なのでしょう。②の場合、原則として週20時間まで働くことができます。時給2000-2300円程度ですから、一週間で4-4.5万円。月に直すとまぁ、18万程度になるでしょう。 ただし、これ、世間一般では「就職」とはいいません。だって社会保障(共済年金など)も無いし、そもそも授業が無い時期(夏休みなど)は無給なのですから。したがって「初任給」という言い方は不正確です。逆に言えば、だから副業が可能なのです。 *そもそも①なら、それこそ「初任給」は名目で24万を超えます。手取りでも間違いなく22万程度はもらえます。 ○昇給もあり 昇給というか、経験に応じて「時給」が上がります。時給は3000円くらいまで行きます。 ○副業あり ②なら可能です。夏・冬・春の休業期間中は授業がありませんから、逆にバイトをしなくては食っていけなくなります。①は副業が認められません。 さて、ここまでを前提としてあなたの「目論見」ですが。結論から言えばダメです。どういうことかというと、中高の国語と小学校では採用状況が全然違う、ということです。 小学校の場合、今は空前の人手不足で「免許が有れば案山子でもいい」というくらい、人をほしがっています。あなたの先輩がどのような立場で働いていても、おそらく「次」の職場には困らないでしょう。ところが、中高の国語(だけではなく全ての教科)となると話は一変します。端的に言えば、非常勤講師の口など早々簡単には見つからないということです。 また、仮に見つかったとしても、週に20時間など働けません。せいぜい週に6-12時間程度でしょう。仮に12時間講師をやったとして、月収は10万を切ります。つまり講師で飯が食える状況では無い、ということです。 どうしてこれほどの違いが出るかというと、 ア)小学校は学級担任制で、一人の先生がたくさんの教科を受け持つのに対して、中高の場合は、その教科の先生の担当授業だけに限定される イ)小学校の方が女性の割合が高く、産育休が多い。しかもアの事情があるため、そのクラスのほとんどの授業が担当者がいなくなってしまう ウ)小学校は、全科の免許一つだから、免許が有れば誰でも採用可能だが、中高の場合、休職した先生の教科に対応する免許の人で無いと雇用できない つまり、中高国語の免許の場合、 ・たまたま、登録した自治体で国語の先生が何らかの事情で休職をする ということが無い限り、講師の口は無いのです。そんな事情が継続的に起こるかというと、まぁ、あまりありません。 そうすると、例えば4-9月は産休代替で講師ができたとしても、「次」の職場が見つからないことの方が多いのです。この辺はあなたの「努力」「勉強」の問題では無く、外的な要因ですからどうしようもありません。 しかも、仮に教育委員会から声がかかったときに、他のアルバイトをしていて引き受けられない、ということになると、「次」は声がかからなくなります。講師登録をすると日勤のバイトもしにくいというのが事実です。 というわけで、小学校の免許を持っているなら、あなたの先輩のように簡単に仕事は見つかります。しかし、中高の免許の場合そんなに簡単では無く、「講師として働くのもありかな」と言っても、働き先がそんなに簡単に見つからないよ、というのが学校現場の事情だということです。
元採用担当のおぢさんです。想うところだけ回答しますが、活字で手短に書きますので、厳しい感じがしたらご容赦くださいね。 >地方私大の文学部を卒業後、一般職以外に就職先はありますか。 一般職というのは、総合職に対する呼称であって、そういう仕事が存在するわけではありません。どの学部卒からでも総合職として働いている人は大勢いるわけですから、あるか無しかでいえば十分にあるでしょう。 ただ、一般か総合かというざっくりした話ではなく、あなたがどんな業界でどのような職種(仕事の種類)に就くのかが大切なわけです。失礼ながら質問文を読む限りでは、いろいろと興味や夢があってそれらが別々のベクトルを指していますよね。そうなってくると、取っておいたほうが良い資格などを検討するだけ時間の無駄となってしまいます。 なぜなら、それはどこに旅行するのかわからないのに、荷造りをして交通手段を検討するのに似ているからです。旅行だって、行先によっては自転車で行けるかもしれませんし、海外なら船か飛行機でしか行けません。つまり、行き先を決めることが最優先で、飛行機やらJRやらの交通手段(必要な方法論)はそれに対して適当なものを選択するのが論理的かなと思います。 次に、あなたの将来ですから、どのような方向性に進まれるのも自由です。おぢさんの上から目線で恐縮ですが、いくらでも勉強されるという「その意気や良し!」という感じでしょうか。そして、ある程度努力(勉強)の積み重ねでクリアできる可能性が高い公務員試験と違って、ライターは実力+運も絡んでくる勝負であって、ある意味で芸能人やアスリートに近いのかなと思います。 そこをブレイクスルーして活躍するには勉強という名の努力は当たり前であって、その前にどのような戦略があるのかの話になります。簡単に言えば、何のライターになるのかですね。ここはコンサルタントなどでも同じなんですが、自己の専門領域をどこに置くのかで、そのライターさんの価値が大きく変わってきます。一つ言えることは、昔からの大御所がいる領域(例:映画、食など)は頭一つ抜け出すのがとても難しいですから、まだ誰も手をつけていないけれど数年後に必ず台頭してきそうなジャンルをどう先取りするかでしょうね。 ある意味で物書きは、ネットの登場によって誰でもが容易に発表・参加できる行為になっています。また、コンテンツがデジタルになったことで、ライターはもちろん作家や評論家なども単価が下がっていて、それだけでは食べていきにくい時代になりました。だからこそ、○○賞作家さんたちもこぞってテレビに顔を出していたりするわけです。気骨のある作家さんたちは眉をひそめていますが、メディアミクスで今風に稼いでいくのも選択肢としては十分にありなのかなと思います。 少し横道にそれましたが、結局はライターをすることで、あなたが何をやりたいのかというものを腹にきちんと持ってから、その自己実現のための方法論を選んでいけば良いのかと考えます。好きな物書きさえ継続できれば良いという人生もあるでしょうし、自分の書いたもので世界が変わったというのも素晴らしい人生でしょう。
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