回答終了
まず放送大学の場合、学部段階で公認心理師の受験資格を取得するのはできますが、放送大学で指定科目を全て修得して卒業した後、指定施設で2年以上の実務経験が必要となります。現状では指定施設の大部分は法務省の施設が多く、精神科病院や社会福祉施設といった民間の施設は全国で7ヶ所しかありません。 質問者様の場合、3年次編入をした場合は卒業に必要な124単位のうち、半数の62単位が認められる形になりますので、残りの62単位を2年以上かけて修得し、なおかつ指定科目全ての履修すれば、卒業後指定施設で2年以上の実務経験を積めば、公認心理師の受験資格が発生します。 公認心理師の受験資格(学部段階)に必要な単位は25科目52単位、このうち「心理演習」、「心理実習」は受講する前年に選考試験が行われます(予め指定科目の履修が必要)。なお実習は80時間と決められています。参考までに今年初めて行われた選考試験(定員30名)では志望者が363名、競争倍率12.1倍となっています。また放送大学の場合どのコース(心理だと「教育と心理」コース)であっても、学士の称号は「学士(教養)」となります(公認心理師受験資格で学士や修士の専門分野は関係なく、法律で定められた指定科目を全て履修して、法令等で指定を受けた大学、大学院を卒業・修了しているかどうかになる)。 学部段階で必要な単位を習得した後に、公認心理師受験資格に必要な大学院へ進学する場合、実習が450時間とかなりの量になるため、通信制大学院での公認心理師の受験資格取得は事実上不可能となっています(臨床心理士の受験資格取得は可能だが、通信制大学院に限ると、実務経験なしで受験資格が取れる第1種大学院は3年課程、放送大学大学院のように修了後1年以上の実務経験が必要な第2種大学院は2年課程)。 以上の2つは主に心理関係で仕事をするのに必要な資格(公認心理師は国家資格、臨床心理士は民間資格だが任用資格などで指定されているため、実質公的資格)ですが、基本的な心理学を学んだことを証明する「認定心理士」だと、質問者様の場合は既に他大学で卒業されていますので、別途放送大学で科目等履修生として36単位以上修得すれば良い(卒業しなくても良い)形になります。ただこちらの場合も演習科目があります。また単位を全て履修した後に日本心理学会に登録申請する必要があります。
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