解決済み
良いデザインとはなんだと思いますか。 ビジュアルデザインについて学んでいる19歳の専門学生です。学校の先生は、良いデザインとは『伝えたいことが伝わるデザイン』でなおかつ『他の人にはできないデザイン』だと言いました。私のラフを見せたところ、『デザイナーは他の人と同じデザインをしてお金をもらおうなんて仕事じゃない』『ありきたりすぎる、もっと思い切ってみてもいい』と言われました。そこで今になって不思議になってきたのですが、世の中に出回っているデザインの多くはプロのデザイナーが考えて作ったもので、『ありきたり』とはそのプロのデザイナーが今までたくさん考えてきたような作品とタイプが似ているから『ありきたり』なわけなので、悪いことではない気がするのですが、それは先生の言う『良いデザイン』ではないんだと思います。ありきたりなデザインは良いデザインではないんでしょうか。
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ありきたりなものも求められる場合もありますし、そうでない場合もあります。ありきたりなものでも、プロフェッショナルとして技術が高ければ、それはそれでありだと思います。 グラフィックといっても幅が広く、各々のカテゴリーによって、求められるものが違うと思います。広告では今まで見たことがないようなものを求められるかもしれませんが、パッケージは戦略的に先行市場の製品と近い雰囲気を持つデザインをする場合もありますし、エディトリアルは先人たちの知恵を踏襲しながらデザインするジャンルです。書体のデザインなどは、ありきたりな法則性を無視したデザインは違和感を感じさせるので、たぶん受け入れられない可能性が高いです。 視覚的なインパクトや発想力も重要だとは思いますし、ポートフォリオでは強い印象を与えることが可能なのかもしれません。ありきたりなものの場合はデザイナーとしての感性が重要になってくるような気もします。
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>『ありきたり』とはそのプロのデザイナーが今までたくさん考えてきたような作品とタイプが似ているから『ありきたり』… 昔から変わらないデザインは、優れていたから生き残ってきて『ありきたり』になった…とも言えると思います。 有名メーカーのティッシュの箱は、日本を代表するようなデザイナーが作ったものだそうです。歯磨き粉や薬のパッケージもそうですね。 身の回りに溢れているのでありきたりですが、最初に作って、それがスタンダードになったのは、そのデザインに多くの人が親近感を感じてたくさん売れたからでしょう。 それよりも前の時代には、それは『ありきたり』では無かったはずです。 学生さんが考える時には、まだコストとか工場の生産体制などの制約を考えなくても良いので、先駆者の「当たり前」をぶち破るくらい大胆なデザインから始めても良いのでは? もし、そのデザインが有名メーカーに採用されてたくさん売れたら、次の時代には自分の作品が世の中の『ありきたり』になる!くらいのつもりで、世の中を変革してみても良いと思います。
なるほど:1
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