コピーライターは主にひとつの企業に雇われてそこの社員として活動する人が多いのですか？

Question

コピーライターは主にひとつの企業に雇われてそこの社員として活動する人が多いのですか？自分の勝手なイメージだと作家のように完全にフリー、自営業で、売れてる人だと色々な企業から先生お願いしますみたいな感じで頼まれ、売れてない人だと色々な企業に逆に頼み込むみたいなイメージがあるのですが、普通の会社員のようにどこか一社にきちんと入社しないと厳しいのですか？

Answer 1

新聞広告や雑誌広告を作っていたことがあります。

質問者さんは、コピーライターに、
どんな仕事のイメージを持っていますか？
もし小さな企業のWEB広告のようなものを想像しているとすると、
私が回答することがずれてきてしまうのですが…

新聞広告や雑誌広告、テレビ広告、大きな企業のWEB広告は、
だいたい広告代理店などが担当しています。
その場合、代理店の社内のコピーライターや、
その代理店の元社員で独立したコピーライター（外注）などが
コピーを担当します。

「先生お願いします」みたいな感じなのは、
広告賞で受賞歴ばっちり、みたいな人で、元広告代理店勤務の
独立したコピーライターのイメージではないでしょうか。

代理店は有名な作家（詩人・小説家）を起用して、
コピーを依頼して
目玉にする、という手法をとることもあります。

実績と人間関係で仕事は発注されるので、
有名人でなく、広告代理店勤務もしない場合は、
コピーのコンペ等で頑張るくらいしか
方法はないのではないでしょうか。
もしくは、何かで別のことで有名人になる、とか。

逆に、小さな企業のWEB広告の場合は、
コピーライターは使わずに、社内の、ちょっと気がきく人に
言葉と作らせて、ABテストかなんかしながら作っちゃうことが
ほとんどではないでしょうか。
コピーって、プロに頼むとお金がかかりますからね。
そこに売り込みに行っても、先方も困ってしまうのでは？

小さな企業を相手にコピーライターをして
食べていけている人は、
コピーも書くけれど、紙もののデザインが組めて、
ホームページも作れて、イラストも描けて、みたいな人ですよ。
その場合も、だいたいは、
元広告代理店とか、元編集プロダクションとかなどで、
業界をよく知っている人だと思います。

Answer 2

「コピーライターは主にひとつの企業に雇われてそこの社員として活動する人が多いのですか」
うん。

広告ってのはヒアリングから地味な市場調査から媒体の選定から何から何まで、アフターフォローまで全部やって初めて機能するたぐいのプロジェクトなんだな。だからコピーライティングは「単純に文字をいじくりまわしてそれで終わり」じゃあない。「コピー以外の地道な仕事」にも徹底的に関わって駆けずり回り、プロジェクトの全体像を把握する必要がある。それができるのは必然的に広告代理店とか制作会社とかソレ系の勤務者ってことになるんだな。大半が「コピー専任」じゃなく「兼務」で仕事しとるよ。

質問者さんがイメージしとるのはたぶん80年代のイトイでシゲサトゥーなあのへんじゃないかな。アレ系はバブル崩壊とともにほぼ絶滅したよ。