警察官の階級についてです。私は警察官を目指しており、とくに私服警察官を目指しています。そこで質問なのですが、私服警察官に…

Question

警察官の階級についてです。私は警察官を目指しており、とくに私服警察官を目指しています。そこで質問なのですが、私服警察官に最短でなるには昇任試験を棒に振って、刑事任用試験を受けるほかないでしょうか？また、警部補や警部の階級で私服警察官として勤務している人はまず昇任試験に合格してから刑事任用試験を受けたということでしょうか？仮に刑事任用試験に合格した場合、後からから昇任試験に挑戦することは可能でしょうか？

Answer 1

私服警察官は、刑事課の刑事だけでなく、保安、少年、公安の刑事もいれば防犯係も私服です。
「刑事任用試験」というとニュアンスが異なります。
広い意味では試験ですが、選考・選抜という感じです。

年に数回、刑事を養成するための刑事講習があるので所属から推薦され、面接などの選考を経て合格すれば刑事講習に行くことができます。その後、講習修了者の中から署の状況により刑事課に配置されれば晴れて刑事です。
この講習は、巡査（長）から警部補を対象にしたものまであります。
早ければ実務３年くらいで刑事になる者もいます。

刑事であることと階級、昇任試験とは別のものですから、昇任試験を棒に振ることはありません。
昇任試験は管理職になるまでは、ほぼ強制的に毎年受けることになります。
条件を満たせば、昇任試験で刑事用の問題を選択することもできます。

都道府県によって違いがあるかもしれません。警視庁の例です。

Answer 2

まずは警察官採用試験に合格して警察官になることでしょう。いくら私服勤務を希望しても警察学校での必要な体力錬成、理不尽に思える警察規律、団体寮生活等の学校生活に耐えられなければ警察官になれません。警察学校で色々学んで色んな警察活動を学んだ後で私服勤務を目指すことをお奨めします

Answer 3

いろんなパターンがあります。

巡査から刑事をやって、階級を上げていくパターンもあれば、巡査部長や警部補になってから刑事をやる人もいます。

質問の答えとしては、可能です。
というか、半強制で、時期がくれば昇任試験を受けさせられます、ある程度の階級になるか、定年するまで。