通関士試験について質問です。通関業法の2020年の試験問題の第2問の2の「ホ」の回答についてです。通関業者に対する監督処…

Question

通関士試験について質問です。通関業法の2020年の試験問題の第2問の2の「ホ」の回答についてです。通関業者に対する監督処分として通関業者に対し通関業務の停止を命じた場合の期限が「２年」という回答になっております。通関士の指針を見る限り、監督処分は1年以内の通関業務の全部若しくは一部の停止と記載されております。なぜ、正解が２年なのかがわかりません。ご教示ください。

Answer 1

この問題は、監督処分による停止の期間を聞いているのではなく、監督処分を受けた場合に通関業の許可期間を条件とする場合の、その許可期間を聞いています。
通関業法基本通達
（許可期限の条件を付する場合）
3－5 許可期限の条件は、営業の状態等について追跡又は監視を必要とする次の場合に限り付するものとし、その期限は、それぞれに掲げる期間とする。
⑴ 法第 3 条第 1 項《通関業の許可》の規定により通関業の許可を新規に行う場合であつて、資産内容及び収支の状況、通関業務経験者の有無、他の税関で既に通関業の許可を受けている通関業者にあつては、当該他の税関管内における営業状況等を勘案して許可期限を付する必要があると認められる場合 3 年
⑵ 法第 34 条第 1 項《通関業者に対する監督処分》の規定により通関業者を監督処分に附した場合 2 年
⑶ 既に付した許可の期限を延長する必要がある場合 2 年