解決済み
デザイン 工業デザイナー 工業デザイナーで北陸新幹線のデザインをした方がいますが、どのような流れでデザインをするのでしょうか?新幹線ともなればスレ違う時の空気抵抗なども考える必要があると思いますが、あくまでも外観のデザインだけで、ノーズの長さとか空気抵抗なども計算してデザインするのでしようか?
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推測するしかないが、一人では無理な仕事。 おそらく意匠デザイナーと空力学専門家の間で何度も案が往復している。 最初にまず空力学専門家から詳細な資料提供があると思う。 その幅の中で形状を考え、最終的に空力学専門家が同意しなければ承認されないのではないか。 特にJR東海の進化を見ていると、意匠デザインは先頭部の立体形状には全く関与しないのではないかと思う。 ヘッドライトレンズの形状、運転室窓の形状や操作機器の配置、カラープラン。この程度の関与ではないか。 JR東日本でも先頭形状は風洞実験を含む別セクションから候補が提案され、それをベースに空力学的に許容される範囲内でデザイナーが腕を振るうのだろう。 鍛冶屋が作れないナイフはデザインできないのと同じです。デザイナーの仕事は制約が非常に多く、ほかの専門家との共同作業になります。 空を飛ぶわけではなし、許容範囲はそれなりにあるのではないかな。 航空機になると航空力学に門外漢のデザイナーの出番は、ほぼ、ない。形状を変えられても困る。
北陸新幹線のE7系・W7系は、工業デザイナーの奥山清行氏が担当しています。 とはいえ、新幹線の設計で工業デザイナーが決められる範囲は限定されます。 車両の仕様や基本的な寸法は、予めユーザ側で定められます。 新幹線車両で特徴的な先頭形状は、路線の最高速度で走行時に、騒音(特にトンネル走行時のトンネルドンと呼ばれる衝撃音)が環境基準値以下となるよう、予めコンピュータシミュレーションにより検討され、基本的な形状が定められます。 工業デザイナーが担当するのは、車両の外観については、このように定められた基本的な形状に対して細かな修正を行うことと、塗装やシンボルマーク等により、定められたデザインコンセプトを具現化することです。 車内のデザインは、ある程度デザイナー側にも自由度があり、細かな作り込みが行われます。
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