解決済み
戦前は高等小学校(今の中卒相当)、旧制中学(今の高卒相当) で下級役人として入省して、働きながら高文試験(国家総合職試験の前身)に 合格して、キャリア官僚に任用替えした例がよくありました。昔の高文通算合格者数を見ると東京帝大や京都帝大と並んで下級役人からの任用替えを意味する逓信官吏練習所や鉄道省教習所が上位に並んでいます。 最近は在職中に国家総合職に合格しても若手職員が任用替えされなくなったのは なぜですか? 若手の下級役人が実務よりも試験勉強ばかりするようになるからですか?
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高文のほか、文官任用特別令により高等試験を経ず判任官から高等官への任用が可能となって、警察官などでは結構な数が警視へ任用されています。元々は高等文官の技術系の枠が小さく高等工業を出たような人材を有職工員という身分で技手に登用、プールして研究所や工廠の増設時に高等官に登用するといった措置が永らく執られていました。それを全職種に拡充したのです。戦前は高等官、判任官は身分上隔絶していましたので、任用替えは必要だったのです。 現在は一般職からの準課長職(室長、参事官。行政職7~8級職)以上への登用が可能となって内部登用が弾力化されています。最近は局長も誕生しました。 在職中に総合職に受かった場合は任用替えの資格がありますが、任用替えは別途に本庁での任用変更試験を受ける必要があります。現在、任用替えは公安調査庁など一部でしか実施されていませんが、新卒採用計画は5カ年先まで決まっていて人事配置も決まっているので、育成計画への割り込みが難しいということ、内部登用でポストの空きが殆ど無い(新卒枠のみ)事などが任用替えしない理由と聞きました。 どうしてもと言う人は新卒枠と同じように官庁面接を受けて採用される必要があります。
上位試験を受けて任用替えする制度は現在でも存在しており、任用替えされないというのは間違いです。 実例は少ないですが現在も続いてます。
父親が子供の頃の時代の話ですね。古すぎて話についていけません。
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