今(2021)と5年6年前って商社業界で、伊藤忠商事と三菱商事って企業の立ち位置がなんとなく三菱商事が業界で商社ならウチ…

Question

今(2021)と5年6年前って商社業界で、伊藤忠商事と三菱商事って企業の立ち位置がなんとなく三菱商事が業界で商社ならウチでしょ！みたいなのがあったかと思いますが、それは今でも変わりないのでしょうか。
それとも今回伊藤忠商事が業界で首位になり、もう財閥とかそうでないとかあまり関係はなくなってきているのでしょうか。

最近でこそ例えば伊藤忠商事といえば関西なら「え、伊藤忠なんだ！」みたいなのがあるかと思いますがそれが三菱ならそんな印象がないようにも思います。
もちろんCMでも伊藤忠は見るものの三菱さんってあまりやってる印象がないので。

他にこれは個人的に聞きたいことなのですが、伊藤忠商事さんは週2回フレックスデーのようなもの(カジュアルスーツ)があったと思いますがそれは三菱商事さんにはあるのでしょうか。

そしてこれは聞いたことある内容についてですが、
5大商社、(伊藤忠、三菱、三井、住友、丸紅)があり
伊藤忠商事はゴリゴリ体育会系。

三菱商事はthe体育会系のアメフトや野球部キャプテン多しで、外資のコンサルにもいそうな何をするにも品があり人として魅力的←まぁコンサルのなにが品があるという意味付けなのと言われそうですが。。笑

三井物産は人の三井と呼ばれるだけあり人を大事にし、また商社の中では比較的、個で動く印象。

住友商事は、真面目で何事にも堅実そして石橋を叩いて渡る印象。

丸紅は、単純に見た目の綺麗な人が多い。
この各企業の印象を様々なツールで耳にするのですが実際そうなのでしょうか。

Answer 1

今から5~6年前と言うのが正に伊藤忠が業界の首位に躍り出て、長年盟主だった三菱、三井が大きく戦略転換を迫られた年です。

それまで三菱・三井が業過の盟主で居られたのは利益の稼ぎ頭である天然資源の利権を多く持っていたからです。ところが5~6年前に天然資源（主に鉱物資源）の価格が暴落し、利権を持っていた両社は巨額の減損を計上し、伊藤忠が首位になった年です。

伊藤忠はCMでも謳っている通り生活産業に強みを持つ商社です。生活産業は広く日常で使われる食品や衣料品、小売りや流通などをメインとするのであまり業績にブレが無く安定しています。

ただ三菱商事もチリの銅山の利権で大赤字を計上して以来生活に舵を切り、現在のメインはローソン、三菱食品、鮭の養殖など生活産業です。

ちなみにあなたが記述している各商社の印象は50年以上前から変わっていないので鵜呑みにしない方がいいと思います。ほとんど都市伝説に近いものです。

Answer 2

＞今(2021)と5年6年前って～～もう財閥とかそうでないとかあまり関係はなくなってきているのでしょうか。

三菱の人は今でもそう思ってると思います。やはり明治から日本を代表してきた歴史は、当時大阪の繊維問屋に過ぎなかった伊藤忠とは違いすぎます。また、長らく業界1位だったのも事実で、その頃入社した人は当然No1の意識が強いでしょう。
ただ、企業なんてどれだけ稼いで株主に還元できるかが全てですから、そんなの関係ありません。もっと言えば総合商社として一番歴史が長いのは三井なので、三菱は歴史が云々という意見がもしあったとしてもそれは勘違いです。

また、一般的に三菱三井住友が財閥系と呼ばれますが、商社の場合の「財閥系」の意味は、戦前から資源関連の権益による強力な財務基盤を保有する商社の1タイプのことで、本来住友は含みません。住友は5大商社の中でも最後発の戦後生まれで、三菱三井に伍するほど大きな権益を保有したこともありません。
また、近年は基礎営業CF、純利益でNo1が伊藤忠、5位が住友というのが定着しつつありますので、それを知らない人は財閥系という言葉を使うかもしれませんが、実態として財閥＝〇〇ということはもうありません。給与面でも昨年は伊藤忠、丸紅が2位と3位でしたから、完全に業績依存です。

＞伊藤忠商事さんは週2回フレックスデーのようなもの(カジュアルスーツ)があったと思いますがそれは三菱商事さんにはあるのでしょうか

三菱は分かりませんが、住友丸紅三井は入社したての下っ端以外は結構私服出勤してるようですし、そもそも今ではテレワークが普及しているのであまり関係ないと思います。伊藤忠は確かにそういった進歩的な取組を率先してやってきましたが、それは総合商社の下位だった時代に必死で上を目指して取り入れられた工夫で、圧倒的王者となった今は少し保守化しているように見受けられます。(社長のインタビューや株主総会などを見るに)←むろんこれも僕の個人的なイメージです。

最後に、その5大商社のイメージですが全く無意味なので忘れていいと思います。アメフトも野球部も古き総合商社全体の代名詞です。逆に三菱はただの体育会キャプテン程度で入れた時代はなかったと思います。
三井も、人の三井などと言いますがあれだけの大企業(社員数では5大商社中2位)が、個で動けるわけがありません。ただの就活生向けのキャッチコピーです。
住商は経営に関してはある程度「石橋を叩いて～～」が当てはまるとは思いますが、少なくとも僕の知る中でそんな慎重な性格の住商マンはいません。もちろんそういう性格の人もいるとは思います。
丸紅も、顔採用かどうかはその年の人事担当者によります。最近はそうでもないという話もありますし、全体的に総合商社に受かる女性は美人が多い気がします。