警察学校の教官について質問です。 教官というのは警察官の中でも、どういった人たちがなるものなのでしょうか？

Question

警察学校の教官について質問です。

教官というのは警察官の中でも、どういった人たちがなるものなのでしょうか？また警察は階級社会ですが、その中で教官というのはどのような位置付けなのでしょうか？

ドラマ「相棒」で杉下右京さんは警視庁警察学校の教官に異動経験がありましたし、
「教場」で風間教官はかつて捜査一課の刑事を務めていましたよね。

出世コースの一部として位置づけられているのか、それとは関係なしに後進の指導に
強い熱意を持っている人がなるのか、この辺りが気になります。

実際のところは、どうなのでしょうか？

よろしくお願い致します。

Answer 1

都道府県によって違いがあるとおもいますが、
本人の希望と上司の推薦があって、所属で推薦され面接を経て採用されます。
学生に法学や実務を教える立場上、必然的に、人格に優れ優秀な人材になります。もちろん熱意が必要です。

出世コースの位置づけはありませんが、初任教養の教官は警部補でほとんどが30歳代です。この年齢で警部補ですから、将来的に警部・警視へと昇任していく余裕は十分にあり、事実そうなっているようです。

関東管区警察学校の教官は、警部です。
警察庁の機関ですが、教官は都県警からの派遣や出向の警部です。30歳代も多く、こちらはある意味出世コース的なニュアンスが感じられます。

Answer 2

教場の教官は警部補の階級の警察官がなります。本部だと主任、所轄だと係長にあたります。警部補は管理職でありながら現場にも行き、実際に捜査にもあたります。しかも部下への指導教育もしなければならない立場です。そう言った中でも教えるのが上手く、経験豊富な警部補警察官が教官になると思います。

Answer 3

知人は地方の刑事畑にいましたが ある時から警察学校の教官にもなっていました。

その後には警察庁へ出向したこともありました。