解決済み
プロダクトデザイナー・工業デザイナー・インダストリアルデザイナーなど、大学や企業で異なる呼称を用いていますが、製品の外観をデザインするデザイナーです。家電メーカーや日用品メーカーはほとんど大手企業ですので、職能が細分化されています。所品企画、デザイン、機械設計、ソフトウエア設計などのグループの中から担当を決めて、チームで製品開発を行います。ですからデザイナーはエンジニアリングの細部まで知る必要は全くありません。美大の必修単位には材料加工法やデジタルモデリング、デジタルドローイング、プログラミングの基本などは含まれている場合が多いと思います。ですからその単位を履修すればいい程度です。新卒デザイナーはそんなことは求めれれません。あなたが最後に書かれたように、経験を積み重ねるしかないですね。それと美大の教授はいまだに家電メーカー出身者が、のさばっていますが、それは今まで多くの家電メーカーがデザイナーを採用していたから、メーカーで大学の教授枠を持っていたんです。でも、もう日本の家電に未来は無いです。これからは輸送機・重機、工作機械、医療機器など労働現場で使用される専門性の高い機器を製造しているメーカーしか日本には残っていかないでしょう。実際、総合電機メーカーの日立、三菱、東芝などはいつ撤退してもおかしくないです。パナソニックやソニーも収益を上げているのは家電ではない別の分野です。美大に入学されてからゆっくり考えてください。
学生さんには分かりっこないので考えるだけ無駄です。 回答者の皆さんが言われる通りで、現場に出れば自ずと身に付くもの。かつデザイナー=クリエイターに求められるのは「制約を突き破るための原動力」です。 エンジニアリングの人だって好きで制約を作っているわけじゃありません。プロジェクトごとにデザイナーとエンジニアが工夫と発想を尽くして少しづづ出来ることを増やしていくことがプロダクトデザインの醍醐味です。 最初から訳知り顔でちんまりした提案しかしないようなデザイナーは要りません。
家電のデザイナーやってました。過去形ですが。 家電のデザインは工業デザインの世界ではそこそこ花形ですので、まずはデザイナーとして、メーカーに採用されるレベルにまで自分を持って行くことが第一です。 メカ・エレキ・ソフト・生産については、就職すればそれらのエンジニアと協業して(やり合って)モノを作っていくことになりますので、それぞれの分野でどこがポイントになるか、話をしていれば知識は身に着きます。 またそれぞれの限界は新しい技術や設備によって「アップデート」されていきますので、学生時代に下手に古い知識を勉強してそれを前提にデザインするよりも、学生時代はコンセプトカーのような「デザイナーの理想」を追い、就職後は現場で生の情報を得る方がいいです。 まず「デザイナーの立場としてこの形をやりたいんだ」ということを見せられる、納得させられるだけの力を付けてください。
現場でやってる作業をやってみるのが一番早いです。自分がそのエキスパートになる必要はなく、肌感を掴むこととポイントを抑えて知ることです。ポイントとは、クオリティが高いとはどこがどう言うことを言うのか。コストがかかるのはどの部分か、です。 今の時代エンジニア的な素養とデザイナー的な素養の二つが1人の中にある事は非常に大切です。 私はデザイナーですがエンジニアとしての職歴もある為、プロダクト開発のアイデアが自由にできます。 結局どの分野においても、クオリティの判断とコストの判断、この2つができれば決断ができてプロジェクトを動かせるんですよ。 よってその2つを知るために隣接領域全てを体験してください。そんな人材の方が後々のキャリアとしても会社を立ち上げたりチームを組織したりして、個人としてではなく組織としてのクオリティを上げる選択肢も出ますし、自由度がぜんぜん違います。
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