解決済み
(文章が拙いかもしれませんがご了承ください。)現在高校2年生の16歳です。今私は生徒のほとんどが4年制大学に進学、といった進学実績を持つ高校に通っています。ところが私は情報系に進みたいと考えていて、専門学校に入学→卒業し就職、という進路を今のところ考えています。 万が一4年制大学に気移りした時に、情報系に進めるよう文理選択では理数系列を選んでいますが、そもそも情報系の企業において、専門学校で得られるスキルは就職時の選択肢を増やす手立てになるのでしょうか?また、先述した周りの進学先を考え専門学校に進むことを躊躇する必要は全く無いでしょうか?周りに専門学校を考えている人間が全くいないもので不安です。(現時点で、4年制大学に入りたい理由になり得るやりたい事や特筆できる学びたい事はありません)
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質問に回答をするまえにIT業界について解説しておきます。日本のIT業界はWEB系とSIer(システムインテグレータ)に大別できます。 WEB系は広義にはスマホアプリ開発なども含む、自社の製品を自社で開発する業界です。アプリやサイトの利用者が自社の顧客です。もちろん広告収入が主体の場合は広告主が顧客ですが、重要なのはアプリやサイトの利用者です。サービスや企業の世代交代が激しいので、古いシステムの更改や、新しいサービスの立ち上げが頻繁におこなれます。業界全体として新しい技術を取り込もうとする風潮があります。一方で、よほど成功した企業でない限りは収益を上げることが難しく、後述するSIerよりも平均年収は低い傾向にあります。 SIerは他社のシステムを受託開発する業界です。NTT系列、富士通・日立・NECなどのメーカー系列、金融機関や商社などの子会社であるユーザー系列があります。大規模で重要性の高いシステムも多く、そういったシステムが数十年前のシステムと連携せざるを得ないこともあります。ゆえに、扱えるエンジニアが多くて信用性の高い技術が好まれます。システムの規模が大きいので大企業は下請けや孫受けの企業と仕事をすることが一般的であり、マネジメント能力が重視されます。大企業では、小規模な機能追加案件・修正案件などでリーダ-経験を積んでから、さらに大きいプロジェクトのサブリーダーを経験していくようなキャリアです。長い年月をかけて係長や課長と出世するルートが中心的で、技術力はそこまで出世に影響しないことがあります。下請けや孫受けなど規模が小さい企業ほど平均賃金も低く、作業はコーディングや手動テストなど下流工程が中心で、専門学校から即戦力を採用しがちです。 WEB系とSIerでは使う技術が相当に異なります。また、大学の情報工学科で学ぶ内容も実務よりは抽象的かつ理論的です。大学で学ぶ内容はデータベースやネットワークなど特定の技術分野を俯瞰的に把握できたり、よりハードウェア側に近い機能から高次の処理を理解することに繋がります。大学教育は、植物が育つ大地のように、長いエンジニア人生には寄与します。難関大学なら大企業も目指せます。 実際のWEBサービスを開発する場合、システムの大部分はすでに存在するサービスに依拠します。Amazon社のクラウドで、CentOSというオペレーションシステムを使い、MySQLというデータベースを使い、WEBサーバとしてnginx、Ruby on Railというフレームワークを採用する、といった風に既存のサービスを利用しまくるわけです。そうして、車輪の再発明をせずに時間と費用を節約し、自分が作りたいサービスだけに専念して開発します。 SIerでは古いシステムが多く現存し、なにか開発する場合は保守的で先行事例が多い技術・製品を採用します。また、オープンソースよりもサポート付きの企業製品を選びます。安全性や堅牢性のためには予算を費やします。こうした事情から、WEB系とは異なった技術・製品・サービスを選択します。 大学では、サービスの使い方ではなく、同系統のサービス間で共通の理論を学びます。一般的なデータベースについて学べても、具体的な製品、たとえばOracleやMySQLのデータベースマネジメントソフトについては深く学びません。 専門学校では業界就職率を挙げるために様々な資格を取得できるカリキュラムにしています。そのなかにはLPICやOracle master、CCNAなど特定企業の製品の資格も含まれています。規模の小さいSIerで現場仕事をするなら、専門学校で学ぶ内容は大いに役に立つでしょう。 WEB系で使う技術は新しいうえに移り変わりが早いので、教えている専門学校はほとんどありません。WEBエンジニアコースみたいな名称でもカリキュラムはPHPが大半で、Ruby on Railsすら珍しい状態です。WEB系も大手企業は難関大学を中心に採用しているので、専門学校からの就職先は小規模のWEBサイトを制作する会社になります。HALのような大手専門学校なら大企業にもいくつか推薦枠は持っているので、あなたが優秀なら目指すことは可能です。 _____ さて、質問への回答ですが、専門学校に行くことで就職できる企業のレベルは一段階向上します。あなたの高校は工業高校の情報処理科ではなく普通科ですよね?普通科には求人が来ないうえ、高校側も就職活動の指導ノウハウが未熟のはずです。高校新卒でITの中堅企業を目指す場合、ライバルになるのは基本情報技術者試験に合格した工業高校生です。普通科の学生には厳しい競争になります。 とはいえ、大学進学も悪くありません。学べる内容は実務とかけ離れていますが、大学新卒採用に応募できるようになります。国公立大なら専門学校の4年制コースより学費も安上がりです。 他の進路としては、高卒でITの企業に就職すると同時に通信制大学に入学し、実務経験4年と学士号を得たタイミングで転職することです。通信制大の卒業何度は非常に低いので働きながらでもなんとかなります。この方法だと、転職の際に大学新卒の求人にも応募できます。応募できる求人数は他のあらゆる選択肢より多くなります。 専門学校の2年制コースを卒業して就職すると同時に通信制大学に3年次編入する方法もあります。通信制大に編入試験はなく要件を満たしていればほぼ100%編入できます。この場合のメリットは、大学の1・2年次で取らなければならない教養科目を履修せずに済むことです。通信制大は3年次もしくは4年次に卒業研究が選択できることがあります。教授の指導のもとで、卒論を書くか、アプリケーションを開発します。
こんばんは。 前回答は専門的ですが、よくわかりませんね。私は単純に回答します。 情報系(IT系)は大きく①SE系②プログラマー系に分かれます。 ①システムエンジニア系は学歴を重視します。基本的に大卒以上でなければ相手にされないと思ってください。文系、理系は関係ありません。大事なのは大学の偏差値です。 http://seskillup.jp/shukatsu/it業界ランキング/ 大手SIer一覧(IT業界ランキング) の各社の新卒採用を検索してみてください。 XXXXX(会社名) 新卒採用 で検索です。検索すると、大学・大学院又は、大学・大学院・高専という採用条件がほとんどの事実がわかります。 ②プログラム系は専門学校でも可能性があります。ただし、専門学校生で満足な就職ができるのは上位10%程度のできる生徒です。専門学校の下手な講師以上の知識を持ち、自分でどんどん先を進んでいくような人たちです。そういう人たちの就職実績を専門学校側は宣伝で使うわけです。 ①を目指し、大学に進学された方がいいと思います。
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