製薬会社での、薬剤師の仕事と、

Question

製薬会社での、薬剤師の仕事と、理学部、工学部、薬学部4年制などを出た人の仕事をそれぞれ教えてください。

やはり薬剤師免許はあった方がいいものでしょうか。
40歳からは薬局で働くとか出来ますもんね。
理学部とかの人は一生研究ですか？

Answer 1

製薬会社で開発を行なっているものです。

薬学部含め理系学部卒の製薬会社での主な職種は営業(MR)、開発職、研究職があります。どの学部からでも応募できます。これらの職種は業務を行う上で薬剤師免許は必要ありませんし、薬剤師免許を持っているからと言って特別な仕事を任されるものでもありません。

製薬会社で薬剤師免許が必要なのは、工場や事業所に薬がある場合に管理責任者を置く必要があるため、管理薬剤師という職種があります。

薬剤師免許があれば、製薬会社が合わなかった場合や、リストラがあった場合、薬剤師ができますので職がないということにはならないのでもってれば安心といったところです。

理学部は一生研究職かというとそういうわけでなく、開発職に移ったり、最近はメディカルサイエンスリエゾン(MSL)職になったりもできると思いますよ。

Answer 2

薬学部（旧制四年制）卒→大学院修士→製薬会社→大学院博士→大学教員という経歴の者です。

製薬会社の仕事は、出身学部別に異なってくるというよりも配属される部門・部署によって異なります。
私の製薬会社時代の直接の上司は農学部修士卒でした。

「部門？薬品関係の仕事がしたいからです」とのことですが、製薬会社なんだから、大半が薬品関係の仕事です。本社であろうと営業所であろうと、研究所であろうと工場であろうと。

薬品関係以外の部門というと、経理とか財務とか資材とかでしょうが、そういう部署は経済学部や法学部出身の方の仕事で、薬、理、工、農出身の人が配属されることはまずありません。

「理学部とかの人は一生研究ですか？」とも尋ねられていますが、そういう人はむしろごく少数でしょう。
一生研究できるのは、出身学部によるのではなく、その能力によるのです。

薬品関係の部門は、いろいろです。
研究以外に開発、学術、製造、管理、知財を含む法務などなど。たいていの仕事が大学院修士以上の社員によって担われています。
仕事の種類が多岐にわたるので、それに応じた様々な専門家がいます。
また、ローテートしていくうちに適職どんぴしゃの人もいれば、あまり動かない人もいます。
薬学科が６年制になったので、薬学に限っては学部卒も増えています。
この６年制薬学科卒、薬学部４年制学科卒後の修士卒、他学部の修士卒は、基本的に同じ扱いです。

薬剤師免許保持者つまり管理薬剤師は、一工場に一人とか一事業所に一人でいいので、普通はわざわざ求められません。その一人を確保するべく採用活動しなくても、まあ毎年薬剤師が何人かは入社してきますので。

製薬会社社員の仕事をいくつか思いつくまま書いてみます。
これらは、出身学部よりも配属部署によって決まってくる仕事です。

１）開発なら、動物実験の段階から研究部門と連絡を取りながら、臨床試験の計画を立てる、厚生労働省への申請書類を作成するなど。たとえば、そのなかには臨床試験で統計学の専門家も必要なので、製薬会社にはそういう人もいます。（出身学部によるというよりも統計学の専門家として育成されます。）

２）製造部門なら、化学系の会社ならどこでもそうであるように、効率的に高品質の製品を製造し、品質管理をするため、工学系特に化学工学の人が求められます。が、薬や農の人もいます。（昔は薬学科と製薬学科の２学科制のところが多く、薬品製造工学の研究室もありましたので。）

３）市販後は、薬の有害作用を調査し安全情報を出す仕事（会社により開発だったり、学術だったり）もあります。お医者さんや薬剤師さんや自社ＭＲからの情報を集め疑義に答えるとともに、世界中の論文から重要な情報が出ていないか目を光らせる仕事です。
薬学部出身者が多いですが、他学部出身者もいます。

製薬会社は他の製造業に比べても平均の学歴が高く、本社勤務者は修士卒が圧倒的に多いです。研究所は博士も多いです。

転職についてですが・・・。
４０歳で薬局への転職を考える人はあまりいないでしょう。
ずっと薬局に勤務している人は、すでに専門薬剤師の資格を取得済みで、その人たちと伍して働くのはあきらめざるをえません。
薬局への転職なら、もっと早くにおこなっているでしょう。

製薬会社での経験を活かしての転職なら、知財の仕事をしていた人の弁理士など特許関係への転身が、どこの会社でもちらほらあります。（かなり優秀な人の場合でしょうが。）
最近では、開発部門からレギュラトリーサイエンスやデータサイエンスなどの専門家として大学教員への転身というのもあります。
もちろん研究所から大学の研究職への転職は、昔からあります。

Answer 3

国立の薬学科から製薬企業に進むものです。
製薬企業の薬剤師は「管理薬剤師 製薬企業」とかで調べるのが1番わかりやすいと思います。
また、大学院をでてある程度のメーカーで働いていたら40になる頃には薬剤師より給料が普通に高くなるので、40から薬剤師に転職という選択肢は正直ないですね。

Answer 4

なぜ所属する部門が同じなのことを前提なのでしょうか？
しかも今薬剤師会の方はいろいろいじりまくっていて 途中から入ってきた人は給料低くなるような仕掛けは色々してると思われますが？
専門薬剤師なんてその典型例です
大手企業に至っても自社基準でない無資格を用意していて何か色々やってるんで 触ってると思われますし一部大手企業に至っては明確に中途採用しないと発言しているしますなんですけど？