参照ください 東大慶應&医学部→京早一工→地方帝大など→march&関関同立など→地方国立→私立→Fラン 工学部 【2020年慶應理工と九州(工)/東北(工)の比較】 ★九州(工)/東北(工) がB判定でも慶應理工はE判定の模試結果。時代も相当に変化したと捉えられる。 ⇒東京圏への競争が過熱し、関西でも半減。九州なら激減することが想定される。東大や医学部の崩れで埋まる、と言われていた慶應理工だったが、いつの間にか地方帝大との難易度格差も激しいものに。 【大阪大学工学部志望者:2020年慶應理工の比較】併願合格率9% 阪大工〇 慶應理工× 41人 阪大工× 慶應理工〇 0人 阪大工〇 慶應理工〇5人 ・河合塾偏差値は非常に参考となることが証明された。 《河合塾偏差値・工学部》 慶應SFC72.5・・・東大67.5・・・慶應・東京工業65・・・京大・早稲田62.5-65・・・大阪・上智62.5・・・北海道60-62.5、東北・名古屋・神戸・理科60・・・九州57.5、横国・同志社55-60・・・関西学院55・・・岡山・金沢52.5 【2018年東工大と慶應理工の比較】 東工大⭕️ 慶應理工✖︎ 55人 東工大✖︎ 慶應理工⭕️ 34人 *東工大入学者は第1志望入学であるが、慶應理工入学者は多くが東大、国医、難私医の併願者であることから、偏差値上だけでなく、慶應理工のほうがそれなりに高学力となることが予想され、現代は京大ですら偏差難易度が落ちているので時代も変化したと捉えられる。 ※2020年(全て4科目) 駿台・ベネッセ集計データ ・東大理一× 慶應理工○ 231名 平均偏差値 英数物化75.0 ・東工大工○ 慶應理工○ 30名 平均偏差値 英数物化72.4 ・東工大工× 慶應理工○ 30名 平均偏差値 英数物化70.4 ・東工大工○ 慶應理工× 23名 平均偏差値 英数物化67.9 ※駿台2011〜2012偏差値/いずれも数学物理化学英語の4科目 ・慶応理工 平均63 (東京大学理系、国立医学部 の併願先) ・早稲田先進理工 平均63 (先端科学への人気が高い:情報工学系) ・東京工業 2〜7類 平均61.2 ・早稲田基幹理工 61 (早稲田理系平均60~61) ・早稲田創造理工 平均59 【2018年九州大工学部の早慶理科の併願成功率】 慶應理工5%、早稲田理工30%、理科大55% 【大手メーカー理系採用ランキング(早慶・地方帝大採用指数/定員数にて除す)】 合計(日立+SONY+TOYOTA) 2020あたり ①慶応大:21人 ②名古屋大:14人 ③早稲田大:13.5人 ④東北大:10人 ⑤大阪大:9人 ⑥北海道大:8人以下 ⑦九州大:7.0人以下 《内訳》 (日立製作所) ①慶應大 ②東北大 ③名古屋 ④北海道大 ⑤早稲田大 ⑥大阪大 (SONY group)①慶應大 ②早稲田大 ③東北大 ④大阪大 ⑤名古屋大・北大・九大:6.1人以下 (TOYOTA)①名古屋大 ②早稲田大 ③東北大 ④大阪大 ⑤慶應大 ⑥北大・九大:8.8人以下 ※地帝は理系採用推計(総採用数×理工系入学定員÷総入学定員(医歯薬除く)) ※慶應(準じて早稲田や東工大)はキヤノン内定が非常に多く、帝大にない特徴。また、東大・慶應の理系は野村総研、IBM、DeNA、 GoogleなどIT志向理系が多く、また商社・金融・コンサルなどにも一定数いるが、京大を含めた地方帝大はあまりいないのが特徴的。 *研究と大学の関係 ★ポスドク滞留が深刻化している中で教授・准教授の門にたどり着くのはやはり高い偏差値の大学が優位であり、東京大や慶應義塾大学の理科系卒業生の効率が非常に良い。かつては東大卒が圧倒していたが、近年は(平成後半など)慶應卒、慶應内部卒などが研究職や教授職に就いている事例が非常に多くなった。 東大・慶大以外の出身者が理系学者を志すのは大変覚悟がいると言って良い。下手すると一生を棒に振る可能性すらあるからだ。かつてのイメージとは裏腹に京大を含めた地方帝大がポスドク滞留所となってもはや久しいのだ(2000年代、2010年代)。 研究者の非正規率は40%(2007年)→66%(2019年)まで上昇。 例えば、京都大学では、判明分のオーバードクターで定職を持たない者だけで1000人以上。であるので最近の大学教員の公募では1名募集に対し、50人応募はざらで100人応募も珍しくなく、ほとんどが不採用・非常勤(非定職)となる。 学術ランキングや世界ランクは教授博士比率、論文数(教授の忙しさ)、留学生・外国人教員比率がキーとなるので、非正規ドクターを多数在籍させるほどランクが上がるというある種犠牲の上に成り立っており、事態は深刻である。日本だけに見られるおかしな状況だ。 世界的な研究をしている慶應生命先端研は産業運営を同時に行い、研究者が社員や経営幹部にもなっているが、欧米的な慶應のようにビジネス的な運営に 今後切り替えていく必要性が求められるかもしれない。欧米では研究者は極めてビジネス的で名門大学もすべて私立大学である。 ★昭和期と異なり、早慶に比して地方帝大の研究環境が優れているかといえばNoであり、特に慶應は特許、先端、提携、基金などの総合ではトップである。時代が進めば先端が標準となり、古典は廃れる。先端分野は東大や慶應が優れ、その21世紀の科学とはナノ工学、生命科学、宇宙探査、人工知能・量子コンピュータなどが代表的で、古典で論文を稼ぐには補正的なものが多くなる。 地方大の交付金削減にポスドク滞留は深刻であるが、私立で教授・留学生・博士比率などを持ち出せば世界ランキングで上位となった帝京大学があり、私立で優れた研究分野をもっているのは例えば水産の近畿大学などが有名である。それでも高偏差値受験生にそれらを勧める人はおらず、研究に限って特定大学を持ち出すのはナンセンスである。 また、理系で人気のあるSONY、日立、Googleの研究・技術職は早慶東大東工大などがメジャーで、地方大学の優勢は特にないが、一定の誤解が見受けられることがある。 【工学系修士課程 河合塾 工学部の現状】 2007 東北598名・・・トヨタ18、東芝17、富士通10、東北電力9、シャープ8、住金8、ソニー8 京都466名・・・トヨタ21、パナ12、キャノン11、富士写11、シャープ11、関電8、三菱重8、住友化学8 九州265名・・・三菱重21、トヨタ19、デンソー9、マツダ9、住金7、川崎重7、日立6、東芝6 慶應600名・・・ キャノン57、トヨタ36、ソニー30、日立13、東芝12、東電10、日産10、野村総研10、旭硝子9 早稲田1324名・・・キャノン46、東芝21、トヨタ21、野村総研21、日立18、ソニー18、パナ16、NTTデータ16 同志社230名・・・トヨタ10、デンソー8、織機8、NEC8,三菱電機8、キャノン7、東芝7、日立6、リコー5、ローム5 (2020年) ・最先端で量子科学や量子コンピュータを研究する「量子イノベーションイニシアティブ協議会」が設立され、産官学で連携し、世界に先駆けて量子技術の社会実装を目指す。東京大学、慶應義塾大学、そしてJSR、DIC、東芝、トヨタ自動車、日本IBM、日立、みずほFG、三菱ケミカル、三菱UFJFGが参加。 ・東工大と慶大は超短パルス光を用い固体中の量子経路干渉を観測。 ・東大先端研はブリ類の性決定遺伝子を発見 ・慶大先端研はミノムシ やオニグモのゲノムを特定。遺伝子と糸の強さの関係を記した論文は世界初となり、高機能タンパク質研究に大きく貢献、英科学誌に掲載された。 ・東大・国立遺伝学研究所などのグループは縄文人の全ゲノムを解読。縄文人は16000年~3000年頃の縄文時代の狩猟採集民。 ・慶應生命先端研はハーバード大学院(医)との共同研究で乳がん治療の鍵となるタンパク質を発見、「Nature」に掲載される。 ・東大やJAXAははやぶさ2の成果を発表し、小惑星リュウグウに水分が存在したことや地球にもたらした可能性も示唆。 ・慶大と理研は電流の渦から磁気を生み出すことに成功(銅の傾斜材料を利用したスピントロニクスの材料革命)。 ・京大はチンパンジ ーが肉食獣から獲物を横取りする様を世界で初めて確認、進化過程推測に影響する可能性。 ・三洋化成工業は新型リチウムイオン電池(LiB)を開発する慶応大発ベンチャーと資本業務提携したと発表した。大規模な研究開発投資を実施し、次世代電池の有力株の一つ「全樹脂型電池」の実用化を加速する。 ・東大やカリフォルニア工科大はヒトに地磁気に対する感受性があることを発見。 ・工学院大学研究員らが参加する国際研究チームが、銀河の中心にある巨大ブラックホールの撮影に成功した。世界中の8つの電波望遠鏡を連動させて1つの巨大望遠鏡に見立てることで観測。 ・慶應化学科の准教授らは、有機分子上の離れた位置において複数の結合を連続的に構築する新たな手法の構築に成功した。
製薬メーカーの開発研究だと薬学部4年制以外では理学部化学科や工学部応用化学科の方が良いと思います。また、研究室選択も有機合成系を選ぶ必要があると思います。 旧帝以外となると大手を狙うのは厳しいので製薬メーカーとの結び付きが強い富山大や徳島大なんかが狙い目だと思います。
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