オーストラリアはほぼ関係ないですね。 なにしろ、大学生の平均年齢が26才くらい。18-22才が70万人近く、でも25-29才が14万、30-34才が8万人もいる国です。 経済的な理由その他でパートタイムで学んだり、途中で休学したりする学生も多いし、大学入学時には成績が足りずパスウェイとして実務経験を積んでから入る学生もいる。大学院進学のためにパスウェイトして実務経験を積みにいき、結局そこで天職を見つけて大学に戻って卒業してから進学しないでその職に就いてしまう人もいる。 採用するこちら側としては、基本的には「空いてしまったポジションの欠員補充」と「業務拡張のための人材補給」ですから、何の経験もない新卒は最初からお呼びではありません。私は日本で就職したとき、懇切丁寧な研修と社が持っている各施設での実務研修を受けて「育てて」もらいましたが、この国ではそんなことしませんので、「明日から働ける」人を雇うのです。そして学生達は「明日から働ける」人になるために在学中に、あるいは学校を一旦離れて経験を積む。職種によっては、ワーキングホリデーを使って他国に「武者修行」しにいって実務経験を積んで、それを武器にこっちで就職する人もいます。 定年制もない、終身で働くつもりのものもほとんどいない、そういう社会ですから、新卒を社の予算を使って育てるなんて非効率的な事はやらないし、ポテンシャルに期待なんかしない。今採用を決めて、翌週から働いて成果を出す人が求める人材。だから2浪だの、留年してるだの、年齢だの、どうでもいいことです。年齢が高いから給料が高いわけでもないし。 なので「なんにもない新卒」って大変ですよ。うちは短期間のアルバイト以外そういうのを雇った事はないし、待遇のいい企業はみんなそうでしょう。そういうところで新卒で雇用してもらえるのは、ちゃんと在学中に賢く行動して経験を積んだり人脈を作ったものだけ。それが出来なかった人は、転職をしながら自分の望む待遇をしてくれる所を目指す。
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アメリカの大学を卒業し、ドイツ・イギリスの大学院を修了しました。 よくこの投稿で「海外」という人がいますがアバウトすぎて答えられる人は少ないと思いますよ。 欧米も広すぎますが、一般的に一流企業、市・州・政府・国際機関、教職員等は大学院卒「修士」でないと採用しません。 大学院へは大学の推薦が普通で空きがある場合に限り一般募集します。 したがって、大学を2年も3年も留年したり成績が良くない生徒は大学院へはほぼ行けません。 結果、そんな「学士」だけの生徒を採用する会社は少ないと言えます。
海外、と言ってしまうと定義が広大なので「国による」としか言えません。 個人的にはアメリカのケースしか分かりませんが、アメリカで企業の面接を受ける際、そもそも年齢は聞かれませんし、何歳の時に(日本で言う何浪で)大学に入って卒業に何年かかったかも聞かれません。新卒かどうかも同様です。というか、大抵のケースに於いて新卒はむしろ不利ではないかと。 面接で問われるのは大学の専攻は何かとその成績、それに今まさに応募しているポジションでの業務内容での経験と実績です。前職があればそこに問い合わせる場合が多いと思います。新卒が不利かも、というのは、職務上の能力を測る経験と実績を、雇用側が確認できないからです。 --- ちなみに。「大学で5年も6年もかかって~」に関してですが、日本国籍の人が留学する場合、この状況自体が極めて発生しにくいです。一般的な4年制大学の場合、各大学が定める成績の規定があります。まず学期毎の平均GPAが規定を下回ると学部から警告レターが来て、次かその次くらいの学期までにGPAが規定を上回らないと退学になります。また、例え学期毎の規定をクリアしても、それまでのトータルの平均GPAが規定を下回ると、これもまた退学になります。 アメリカ国民や永住権を持った人、または親の仕事の関係で滞在ビザを持っている人なら、例えば「今期の〇〇クラスの講義は大変そうだから、今期は他の受講数を減らそう」など調整できますが、留学生がビザ要件を満たし続けるためには学期毎に必ず一定数以上の講義を受講する必要があります。 なので結局、4年制大学は規定の4年で、しかも規定の成績以上で卒業することになるか、あるいはドロップアウトするかです。
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