計量法について、基準器と特定標準器の違いはなんですか？

Question

計量法について、基準器と特定標準器の違いはなんですか？

Answer 1

実際に対象物を測るのが計量器です。
この計量器の中で正確な計測をしているかを検定した物が基準器です。
基準器と計測結果を比較すれば、他の計量器が正確な計測をしているかが分かります。比較の基準となるので基準器と言うわけです。

基準器の正確さを保障する検定をするための大本になるのが特定標準器です。
これは国家標準を示す物で各事象ごとに1つしかなく、国の機関などが管理しています（多くは産業技術総合研究所が管理しているが他の機関の場合もある）。
実際には特定標準器を基に作られた特定二次標準器を使って基準器の検定などを行います。

特定標準器＞基準器＞計量器。の形で計測の正確さを保障しています。