オートクチュールの場合は手刺繍が多いようですね。 パリにはハイブランド専門に請け負う有名な刺繍工房があるとのことです。 NHKのドキュメンタリー番組でパリコレデザイナーから依頼を受けた京都の日本刺繍屋さんを取り上げていて、その番組内にパリの工房が出てきました。 過去のドキュメンタリーですが、何度も放映されているので人気があるのでしょう。NHKアーカイブでまだ見られるかもしれません。 業務用のミシンであれば可能ですが、ハイブランドの場合は手刺繍がされているというのが売りでしょうからミシンは使わないかもしれません。 日本ですと豪華な刺繍が入ったドレスを着た人が集うという文化がありませんので、刺繍というと和服の方が需要が多いのではないでしょうか。
なるほど:1
私も一時期ネットで調べた程度であまり詳しくはないのですが、おそらくすべて手作業の刺繍です。 オートクチュールはざっくり言うとオーダーメイドの高級仕立て服のことですから、そういった量産しないものを機械で作るとなると(作れたとしても)かえって高額になるのでは。1点1点着る人の体型に合わせて図案データを作成・入力しないといけなかったり…そのシーズンしか使わない規格外のスパンコールや羽を縫い付けたりもしますし。 YouTubeにシャネルの公式チャンネルがあり、オートクチュールコレクションのメイキングがたくさん公開されています。手作業の様子が見れますよ。中には「えっ、こういう素材まで一から作ってるの?」というものも。 ◆Making-of the CHANEL Spring-Summer 2015 Haute Couture Collection https://www.youtube.com/watch?v=3cDhTzoMj_s あとオーダーメイドのキッズドレスを展開する「Mischka Aoki」 https://www.mischkaaoki.com/ こちらのブランドのメイキング動画もため息ものです。 ◆MISCHKA AOKI Craftsmanship - The Making of The Fall Winter 2017 Couture Collection https://www.youtube.com/watch?v=BU56kHn-WXg ブランド創設者でありデザイナーのWinny Aokiさんのことが少し紹介されている記事はこちら。彼女のように一からブランドを立ち上げ、世界中のセレブを顧客に持てたら自営で売れますね(^^; http://www.storymywedding.com/kids-luxury-dress-mischka-aoki/ オートクチュール刺繍の学校といえばパリのEcole Lesage(エコール・ルサージュ)ですね。ここを出た日本人の方が帰国してオートクチュール刺繍の材料のショップや教室を開いてらっしゃいます。中にはシャネルかディオールだったかの工房にいたという経歴の方もいらっしゃった気がします。 自営だったらそういった教室経営+ブローチなどの小物の販売ぐらいじゃないでしょうか。 単にリュネビルなどオートクチュール刺繍の技法で作った小物作品なら、布博などのハンドメイドのイベントで売ったり、本を出してる方もいます。
ありがとう:1
田川啓二さんという、現在黒柳徹子さんの事務所社長をされている方について、ちょっと調べると出て来ると思います。 インドでオートクチュールのための刺繍の工房を運営されている、のかされていた、のか私はわからないのですが、以前は運営されているとお話しされていました。 NHKの「素敵にハンドメイド」でブローチなどの作り方を紹介されてましたし、ご本も出されています。 また、「世界は欲しいものに溢れてる」で紹介されたビーズ刺繍の日本人作家さんは、パリでオートクチュールに携わるお仕事をされていたようです。 通われた学校も、番組の中で十何年ぶりに訪ねていましたよ。 パリに工房があり、学校もある。 また、インドにもそういう工房がある、ということですね。 技法については、「世界は、、、」の中で実際に見せていました。 布の裏側から、鍵針のように先端が曲がった針(糸が通してある)を入れて、ビーズを拾い、編みつけて行く方法でした。 すべてがそうなのか、は分かりませんが、大変なスピードで進んでいました。
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