図書館司書の仕事というのは、単なる貸し出しの手続きをするだけではなく、もっと難しくて、複雑な仕事なのです。 これは専門知識のない素人が図書館司書をやったらどうなるか?という過去の失敗事例を学ぶとわかります。 非常にわかりやすい例で、私の母校の高校の図書館があります。 私の母校の高校の図書館は、湿度温度の管理に失敗して、カビが増殖し、風の谷のナウシカの腐海のようになってしまったのです。最低最悪です。 また虫害と言って、虫が書庫で発生すると、所蔵していた本が蟲たちにくわれてしまいます。 川崎市民ミュージアムは、少年マガジンのようなマンガを大量に保管していましたが、地下に書庫があったため、多摩川の洪水の浸水で全部水浸しになり、しかもカビが大量発生して腐海になりました。 また研究者から寄贈された貴重な書籍や稀少本、資料を何か別のと勘違いして廃棄してしまうアホな図書館もあるのです。 司書がアホだと、そもそも上手い分類もできず、なんでこの本がここなんだ?というような的外れな分類もあります。 どういう書籍を購入するのかも、その地域の住民性に合わせたものでないと購入しても、読まれません。 そもそも図書館の立地が非常に不便という場合もあり、川崎市民ミュージアムのように危険という場合もあります。 なんでこんなとこに図書館作ったんだ?みたいなおかしな図書館もあるわけです。 事なかれ主義の司書であれば、自己保身のために問題があっても隠蔽したり、改竄したりする場合もあります。 佐賀武雄市の図書館では、貴重な郷土書のコーナーを撤去して、TSUTAYAの売れ残りを置く、というような話もありました。これは司書が郷土書の価値を理解しないためです。 色々な図書館を比較してみれば、決して一律ではなく、それぞれの司書の思想や哲学が反映していることが理解できます。 広尾にある東京都立図書館などは、貸し出しはできません。手荷物はコインロッカーに入れないといけません。万引きする奴が多い、返さない奴が多いからです。貸し出し手続きなどは最初からないのです。これも民度の反映です。 私の母校の高校の図書館などはそもそも人が入れません。ただの形骸、腐海となったのです。
何を思索し、何を実行するか次第でしょう いいえ
< 質問に関する求人 >
司書(東京都)この条件の求人をもっと見る
求人の検索結果を見る
< いつもと違うしごとも見てみませんか? >
覆面調査に関する求人(東京都)この条件の求人をもっと見る